朝、起きたら…

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緑

俺は、恋愛が下手？な部類らしく、過去２人いた彼女に同じことを言われてフラれた。

『亮平が私のこと好きか分からない。』

俺なりに大事にしてたし、気持ちも伝えてたはずなんだけどな…
…言い訳だよね…

だから、好きな人、恋人を作りたくないんだ…
俺と付き合っても、不安にさせて泣かせてしまうから…

めめ、のことどうしようかな…
断っても、OKだしても、結局傷つけてしまうから、返事ができないでいる。

緑『恋愛って難しいね？数学みたいに一つだけの正しい答えがあったらいいのに。』

黄『ん？まぁ、そこが面白いとこでもあんじゃねーの？
あべはさ、頭良いから色んなこと考えすぎんだよ。
恋愛なんて気持ちのままぶつかっていけばいんだよ。』

緑『…ダメだよ…
気持ちのまま行動しても結局傷付けちゃう。
俺、同じ理由で二回フラレてるから…』

黄『その理由って聞いていいの？
浮気してた言い訳とかじゃないんだよな？
お前騙されてない？』

緑『…俺は大事にしてたし、気持ちも伝えてたと思うんだけど、足りなかったのかなぁ…
私のことホントに好きなの？って、俺の気持ちが分からなくなるみたいで…』

黄『あれかな？
あべはみんなに優しいから不安になった的な？』

緑『分かんない…
俺って気持ち表すのが下手なのかな？
また傷付けそうで、好きになるのが怖いんだ…』

黄『そっか…』

緑『そもそも、恋愛経験が少ないのに何いってんだろうね？
ごめんね？こんな話。
もうすぐ事務所つくからねー。』

無理矢理話を終わらせ、話題を変えた。
好きならやっぱり幸せに感じて欲しいから、俺には無理なのかなー…

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