3つの秘密… 2. (ページ18)

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secret.68 ページ18

深澤辰哉 said…

《ガサッ… 》

阿部「ふっかおはよ。笑」

深澤「おぉ〜今日は阿部ちゃんか。笑」

阿部「午後は学校行くから午前中だけね。笑」

《ガサガサ… 》

ｼﾞｪｼｰ「ふっかさんHello〜！笑」

森本「俺達も来ましたよ！笑」

深澤「お前らは暇つぶしだろ？笑」

ｼﾞｪｼｰ「そーんなんじゃないよぉ〜！笑」

森本「俺たちも暇じゃないんで！笑」

深澤「はいはい、分かったよ。笑
そーいや阿部ちゃんさぁ〜…」

阿部「どうしたの？」

深澤「俺たちの匂いって…
人間じゃ分かんないんだろ…？」

阿部「うん…そうだけど…何かあった？」

深澤「いや…今朝あいつに俺の匂い付けたから
これでヴァンパイア来ても安心だなって言ったら
『あぁ〜あの獣臭ね？』って言われたから…」

阿部「あいつって…Aちゃんのこと…？」

深澤「そーなんだよ…" 俺の匂い "しか言ってないし
俺って香水付けてるだろ？だからその匂いだって
言うはずなのに" 獣臭 "って言うから…」

森本「ふっかさんとずっと一緒にいたから
自然と分かるようになったんじゃないっすかね？」

阿部「いや、それはないよ。
もしそうなら毎日学校に行ってる
僕の匂いもみんなが気付いて言うはずだもん。」

ｼﾞｪｼｰ「聞いてみちゃえばいいんじゃない？笑
『俺の匂いってどんな匂いする？』って！」

阿部「あぁ〜それいいかもね！笑
本当にAちゃんが獣臭を感じてるなら
ふっかの香水の匂いを感じないと思うから。笑」

深澤「あっ、そーなの？！汗」

阿部「もしもの話だけどね？笑」

森本「なら大チャンスじゃん！笑
香水の匂いに気付かないで嘘ついたら
全然違う匂いを答えるんじゃねっ？！笑」

ｼﾞｪｼｰ「柑橘系なのに" 石鹸の匂い？ "って
言われたらもぉ〜アウト！笑」

深澤「……帰ったら試してみるか…」

阿部「でももしふっかの匂いを感じてるなら…」

深澤「なんかあんのか？」

阿部「いや…僕の中で出た答えだから
実際にそうだとは言いきれないけど…」

深澤「何だよ？」

阿部「Aちゃんの中に" ヴァンパイアの血 "が
流れてるんじゃないかなって…」

深澤「えっ…？」

阿部「だって僕らの匂いを感じれるのは
多分だけどヴァンパイアだけだから…」

深澤「だからあいつ…」

阿部「どうしたの…？」

深澤「いや…昨日のあいつ…」

阿部「……うん…」

ｼﾞｪｼｰ「……うわぁっ！汗」

森本「なにっ？！ ……紐じゃん。笑」

ｼﾞｪｼｰ「蛇かと思った！笑」