secret.69 ページ19
昨日あいつが見た夢の話や…
起きるまでどんな様子だったか
全て阿部ちゃんに話すことにした…
深澤「……ってなことがあって…」
森本「うわぁ〜…すげーリアル…汗」
ｼﾞｪｼｰ「それってAちゃんが夢の中で
ヴァンパイアになってて襲ってたってこと？」
深澤「あぁ…聞いた感じそうだった…」
阿部「僕たちと過ごしてた時間が長かったからと言って
Aちゃんがそんなリアルな夢を見るなんて変だな…
実際にそのシーンを見た訳でもないし…」
深澤「やっぱそうだよな…？」
ｼﾞｪｼｰ「遠い親戚とかにいるんじゃない？」
阿部「だとしたら普通の人間として
産まれてるAちゃんが不思議だよ。」
ｼﾞｪｼｰ「なんで？」
森本「必ずしもヴァンパイアの家系は
ただの人間が産まれるわけじゃないんだよ？
ジェシーの家みたいに人間とのハーフでも
こうやってヴァンパイアになるんだから。」
阿部「だからもし遠い親戚とかにいるならば
Aちゃんの両親もどっちかがヴァンパイア…
ってことはAちゃんもヴァンパイアになってる…
でもあの子は何処からどー見ても普通の人間だよ？」
ｼﾞｪｼｰ「んぁ〜…そっかぁ〜…」
阿部「でも…普通の人間なのに…
何でふっかから獣臭がするって分かったんだろ…」
ｼﾞｪｼｰ「よく分かんねぇ〜…」
《 キーンコーンカーンコーン… 》
深澤「あっ…チャイムなった…」
森本「何の時間？」
深澤「移動教室の時間だけど…あいつ" サボる "って
言ってたからこれから図書室行くな。笑」
ｼﾞｪｼｰ「うわぁ〜悪い子ぉ〜！笑」
深澤「お前らは1時限も出てねーだろ！笑」
ｼﾞｪｼｰ「Dahaha！笑」
森本「ジェシーがここで笑ったら
バレるから我慢しろって！笑」
ｼﾞｪｼｰ「しょーがねーじゃん！笑」
阿部「僕はそろそろ戻って
学校行く支度してくるね？笑」
深澤「あぁ、気を付けろよ。笑」
阿部「はーい、笑」
ｼﾞｪｼｰ「行ってらっシャインマスカット〜♪笑」
森本「何かあったら大変だから着いてくよ！笑」
阿部「ありがとう。笑」
深澤「俺、図書室向かうけどお前は？」
ｼﾞｪｼｰ「俺はこの辺見とくよ。笑」
深澤「んじゃ頼んだ。笑」
ｼﾞｪｼｰ「頼まれたっ！笑」
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作者名：はーちゃん | 作成日時：2021年9月13日 23時
