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お昼を食べ終わって午後の授業を終えた、放課後。
担任の先生のHRが終わると、それぞれ部活へ向かう時間になる。
スポーツ推薦組はすでに部活が決まっているけれど、受験組は今日から2週間の間に自分が入りたい部活を決める。
もちろん帰宅部という選択肢もあるけれど、私は白雪高校に入る前から高校で入る部活を決めていた。
目黒「A、部活はどうすんの？」
向井「Aは俺と同じやで！」
目黒「？テニス部……入るの？？」
向井「ちゃうちゃう！Aは美術部、やろ？」
「うん！……同じってことは康二くん、また美術部の幽霊部員やるんだね笑」
向井「またって言わんといてーや！文化部との兼部はちゃんと白雪高校でも認められてんねん」
何故か誇らしげにそう言う康二くん。
実は、中学生の時クラスの違う康二くんと仲良くなったのは部活がきっかけだ。
中学3年生の頃、突然康二くんが美術部にやってきて、「実はずっと美術部の幽霊部員やってんけど、運動部の方が大会で負けて卒業してもうたから、こっちに参加させてください！」って言ったのだ。
そして彼は持ち前の人懐っこさですぐ皆に馴染み、それから中学を卒業するまでよく美術部に顔を出すようになった。
目黒「康二って、絵書けるんだ……」
向井「おおおい！めめ！文武両道とはまさに俺のことなんよ？！？」
目黒くんと康二くんのテンポの良いやりとりに笑いながら、また明日もよろしくねって挨拶して、私達はそれぞれの部活に向かった。
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たぬ(プロフ) - るる様 ご指摘ありがとうございます！気付いておりませんでした、、外させて頂きました。教えて頂いてありがとうございます！ (2021年10月18日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - オリ フラﾀﾄした方がいいかもです(><) (2021年10月18日 17時) (レス) id: 0fbeefd96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2021年10月17日 11時
