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亮平「今回は何描いてるの？」
「うんとね、海だよ！小学生の頃、亮平の家とうちの家でよく行ってたでしょ？」
亮平「うわ、懐かしいなぁ。」
「へへ。それを思い出してなんだか描きたくなっちゃったんだよね！」
ニコニコ得意げに話す私の話を、亮平はいつだってとても楽しそうに聞いてくれていた。
その理由が何だったのか、私にはわからないけど、そんなふうに私に優しい亮平には何でも話せた。
亮平「あ……A、また顔に絵の具ついてるよ？笑」
「え？どこ？」
亮平「ふふ。ここだよ。」
亮平が呆れたように笑いながら私の左頬をタオルで優しく拭いてくれる。
亮平のこういう優しいところがだいすきだし、さすが幼馴染だなって思っていた。
「へへ、ありがとう！」
亮平「っ、どういたしまして。」
私が笑うと、たまに照れたように顔を隠してしまう亮平の行動の意味をこの時の私は全然わかっていなくて。
そんなに変な顔したかな？
笑いを堪えてくれてるのかな？
なんて、考えていた。
結局、その答えはわからないまま。
この頃の私がもっと亮平の気持ちを考えられて、私自身の気持ちにも鈍感じゃなかったなら、違う運命が待っていたのかもしれない。
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たぬ(プロフ) - るる様 ご指摘ありがとうございます！気付いておりませんでした、、外させて頂きました。教えて頂いてありがとうございます！ (2021年10月18日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - オリ フラﾀﾄした方がいいかもです(><) (2021年10月18日 17時) (レス) id: 0fbeefd96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2021年10月17日 11時
