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授業はスポーツ推薦組とは別れて、他のクラスと合同で行われる。
友達と呼べる人が他のクラスに見つけられなかった私は、とりあえずあまり目立たないように教室の真ん中らへんで、端の席に座る。
次は物理の授業だ。
今まで"理科"だった教科がこうして別れるって、なんか高校生っぽい！
なんて、私は前世では経験できなかった初めての高校生活スタートにかなり浮かれていた。
チャイムが鳴り、生徒達が皆各々の席につく。
静かに教室の扉が開いて、白衣のその人が入ってくる。
ドクン、っと大きく鼓動がはねる。
物理の先生は、亮平だったんだ……。
ざわつく気持ちを抑えながら、彼が発する言葉に耳を傾ける。
阿部「こんにちは。1年生の物理の担当をします、阿部亮平です。1年生の今は、みんなにとりあえず物理を楽しいって思えてもらえるように授業をしていきたいと思っています。分からないことがあったら、授業の後でもいいので遠慮なく聞きに来てください。」
亮平はそう言って、微笑んだ。
……あぁ、やっぱり変わらないなぁ。
あの時そばで見ていた表情とはまた少し違うけど、でもやさしい目も、微笑みも、立ち居振る舞いも、やっぱりあの頃の面影がたくさんある。
亮平の授業を聞きながら、その声や仕草になんとも言えない懐かしさを感じていたら、普段は長い60分の授業はあっという間に終わっていた。
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たぬ(プロフ) - るる様 ご指摘ありがとうございます！気付いておりませんでした、、外させて頂きました。教えて頂いてありがとうございます！ (2021年10月18日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
るる - オリ フラﾀﾄした方がいいかもです(><) (2021年10月18日 17時) (レス) id: 0fbeefd96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2021年10月17日 11時
