52 Daiki side ページ2
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重「、、ごめん。こんな事言いたかったわけちゃうねん」
『大丈夫、わかってるから』
たぶんやけど
俺がこんな事言いたかったわけじゃないって
Aは気づいてくれてから
優しく俺に話しかけてくれたんやと思うし
それだけAが俺のことを
理解してくれてるのかなって勝手に思っとる。
重「さすがAやな笑」
『何年の付き合いだと思ってるのよ笑』
重「そうやな笑、、、でもさ今みたいに、言葉にしないで分かり合えるのもええけど」
『、、、?』
重「お互い足りない所は支え合っていけたらなって思うねん」
『そう、、だね』
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俺の気持ちがAにどのくらい
伝わっているのか
正直分からへんけど
Aが悩んでいるのは分かる。
重「Aはさ知らんと思うけど、Aの事になるといっぱい、いっぱいになっちゃうんよ俺」
『大毅が、、、?』
重「ビックリするやろ笑」
『うん、なんだか想像つかない笑』
重「今日やって、俺と別れた後神ちゃんとこ行くのかな〜とか、今頃泣いてるんちゃうか〜とか、Aの事ばかり考えたんねん」
『、、、変態』
重「変態ちゃうわ!!って言いたい所やけど、Aの事となると変態になっとるな」
『そこは変態ちゃうわ!ってツッコんでよ。なんだか恥ずかしいじゃん』
重「すまん笑すまん笑、、、でもなそれだけAの事が好きで誰にも渡したくないって思うんよ」
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今まで
俺の知らんところで
たくさん泣いたり
悲しませたりしてきたかもしれんけど
そういう思いをさせてしまった分
これからは
そういう思いをさせないくらい
たくさん笑わせてやりたいんよ。
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重「俺らいつから、すれ違ってしもうたんやろうな」
『歳を重ねるにつれお互いが気付く前に少しずつ、ずれていったのかもしれないね』
重「そうかもな」
あんなにも近い距離にいたはずなのに
気づかぬ間に遠回りしすぎてしまった俺たち。
近すぎてしまったあまり
お互い似たようなところで不器用になって
素直になれず
気づいた頃には
手遅れ状態。
いくらでも
"好きだ"って
言えるチャンスはあったはずなのに
意識しすぎたり
考えすぎたりしてしまった。
この選択が
正解とか間違ってるとか
そんなもんは分からんけど
俺はこれからも
Aと一緒にいたいって思うよ。
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karen(プロフ) - はじめまして!この作品すごく好きです!続き楽しみにしてます! (2021年11月1日 9時) (レス) @page9 id: eb6042d99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:泪傘。 | 作成日時:2021年10月3日 1時