＊誕生日・宮舘＊ ページ45
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毎年、涼太の誕生日には全員でケーキを作る。
私たちの時はいつも彼が作ってくれているので、お礼(になってるかな？)に作ることに決めているのだ。
ただ、全員が料理できないのが難点なのです。
目「…これでよく作れてたね」
『あはは』
今回のパーティーは蓮さんのカフェで開催される事になっていて、彼の監修の元作り始めた…が。
ラ「わ！粉入れすぎた！」
渡「そんなの何とでもなるだろ」
『だめ、お菓子作りは分量が大切らしいよ』
深「A！生クリーム飛び散ってる！」
『あああ、強すぎたあ』
散々な状況で、蓮さんは頭を抱えている。
本当は彼1人で作った方が何倍も上手く出来ると思うけど、涼太のために頑張りたいという私たちの意を汲んで見守ってくれていた。
目「深澤さん、撮影してばっかり」
深「俺は毎年カメラ係だもん」
『いつもそうやって逃げる』
ラ「今回は俺が撮影しよっか？」
深「え、」
渡「なに、自信ないわけ」
みんなに問い詰められた彼は、渋々カメラをラウに渡し生クリームをスポンジに塗り始める。
『待って。上手くない？』
目「うん。キレイ」
深「実はこういうの得意なのよ、器用だから」
渡「うわーうぜー」
翔太は辰哉に感化されたらしく、ものすごい勢いで大量の苺のヘタを取りカットしていった。
ラ「翔太くんまで…」
『みんな意外と本気出したらすごいの？』
このままでは私だけ底辺じゃないか。
私も負けじと傍にあったチョコプレートに文字を書くことにしたのだが…
『う、上手く書けない』
目「ちょっと待ってて」
すぐ固まってしまうチョコペンに苦戦していると、蓮さんがお湯を入れたマグカップを持ってきてくれた。
目「固まってきたら、このマグカップに入れて溶かしながら書くといいよ」
『おおっ、書きやすい！ありがとう』
深「クリーム塗れたよ〜」
渡「苺もカットできた」
それぞれの作業が一通り終わり、後は飾り付けるだけ。
今回、かなりスムーズじゃない？
渡「ラウ！つまみ食いすんな」
ラ「ちがうよ、味見だよ」
『味見なら私が！』
渡「Aまで、」
深「俺も〜」
渡「じゃ、俺も」
翔太が苺に手を伸ばそうとしたその時、蓮さんがボールを取上げた。
渡「おい目黒」
目「このままだと宮舘さんの分なくなりますよ。いいんですか？」
……味見してる場合じゃない。
私たちは静かに飾り付け作業に移った。
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あんこ(プロフ) - 理科さん» こちらこそ本当にありがとうございました！面白いと言っていただけて良かったです。慣れない執筆でしたが、読んでくださる方々のおかげで書き切る事が出来ました(*^^*)ぜひまた読み返してあげてください♡♡ (2月23日 10時) (
レス) id: e42437901a (このIDを非表示/違反報告)
理科(プロフ) - 私の毎日の楽しみが終わってしまったけど、ほんと面白かったです！ありがとうございます♡そして、お疲れ様でした！仕事の休憩中にニヤニヤしながら読んだリしてました☺︎︎また全部通して読んで幸せ気分になりたいと思います♡ (2月22日 22時) (レス) id: aa7fd4008a (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 理科さん» もしかして、書き始めた頃にもコメントいただきましたか！？そこから読んでいただけてるの嬉しすぎます(>_<)新作も読んでいただきありがとうございます★緑さんもめちゃくちゃ良かったですよね…リアル感もあって！笑顔が眩しい…。私も旦那に呆れられてます(笑) (2月18日 8時) (レス) id: e42437901a (このIDを非表示/違反報告)
理科(プロフ) - すっごい面白いです！もうすぐ終わっちゃうの、寂しいなぁ。新作も楽しんでます♡余談ですが、私は💚ちゃん推しなので、ドライブしたいです。💚好きすぎて、息子に呆れられてます。 (2月17日 22時) (レス) @page48 id: aa7fd4008a (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - SnowManLOVEさん» はじめまして。コメントありがとうございます！スノさんは全員が魅力的ですよね(^^)★続きが見たいと言っていただけて嬉しいです。更新頑張ります！ (2月1日 13時) (レス) id: 3da351ad37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2023年12月26日 21時
