Dear my sister. (ページ34)

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佐久間side

渡「待って待って、聞いてない、パニックパニック」

宮「友達になろう。」

深「Aちゃん、今日は用事があるからお休みだって言ってなかったっけ？」

佐「そうそう、今日かーちゃんと出かけるって朝言ってたじゃん！」

阿「えー、全てこの為に協力して頂きました！今回、さっきまでは皆さん生徒側として授業を受けてもらいましたが、僕らももうJr.歴長いですから人に教えるって場面も多々あるかと思います。そんな時に大人としてしっかりと教えられるのか検証していきたいと思います！」

そう言い放った阿部ちゃんと、その隣でセットを珍しげにキョロキョロと見回すA。

岩「まじで聞いてないんだけど」

阿「はい。言ってません」

ぐははは、と翔太の笑い声が響く。
そんな俺たちを無視して阿部ちゃんがスタッフさんから何かを受け取ったかと思うと教卓に並べていく。
と、そこには人数分の伊達メガネ。

佐「何これかけるの？」

阿「やっぱ先生っぽいかなって」

深「めちゃくちゃ形から入るじゃん！」

阿「いいからほら、選んで！」

並べられたメガネはちょっとずつデザインの違うもので、俺はその中から黒縁の少しレンズが大きめの物を選んだ。

それをかけてAに似合う？と聞くとうん！と元気よく返事をしてくれる。

さっきの挨拶もそうだけど、なんだかAはSnow Manに囲まれるのに慣れてきたんだなと感じた。
知らない人の前だと家族にくっついて全然話してくれない子なのに今は翔太のメガネを一緒に選んだり、普通に会話してる所をみると一緒にYouTubeに誘って良かったなと思った。

宮「ところで、Aちゃん可愛いの着てるね」

深「本当に！ Aちゃんに衣装つくようになったの？」

佐「えーAかわいいじゃーん」

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