あなたの番です短編集2 (ページ8)

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〇302号室 × 娘ページ8

★リクエスト★
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学校が終わり家に帰る

『ただいまー』

菜｢おかえり〜!｣

『あれ、パパはまだ?』

菜｢そろそろじゃないかな〜?｣

ママがそういった時

翔｢たっだいまぁ〜!!｣

上機嫌で帰ってきたパパ

菜｢『おかえりー!!』｣

翔｢美人2人に言われると嬉しいなっ…照｣

『もう何言ってんのー？笑』

菜｢あはは笑｣

翔｢菜奈ちゃん!菜奈ちゃん!｣

菜｢ん〜?｣

翔｢今日のご飯なに？？？｣

菜｢今日はね〜…ポーク南蛮でーす!!｣

翔｢よっしゃぁ〜!!｣

『パパそんなに好きなの？

ポーク南蛮』

翔｢俺ね?菜奈ちゃんと約束してたことあるの｣

『約束?』

翔｢そう。

チキンがうまいのか南蛮がうまいのか

確かめたいからポーク南蛮作って？って

そしたらその約束が今日叶いましたっ!!｣

『…へぇ』

翔｢何その返事ぃ〜!!笑｣

『べっつに〜笑』

菜｢ほらほらできたよー｣

ママがポーク南蛮とサラダ等を並べた

『わっ…美味しそう!!』

翔｢さてさて、今日証明してみせるっ!!｣

『変なの〜笑』

菜｢ね〜笑｣

なんてママと笑い合う

翔｢ねぇ、食べよ食べよ!!｣

『｢｢いただきまーす!!｣｣』

みんなと声を合わせて食べ始める

『んっ!!おいしい〜…!!』

菜｢あはっ笑

よかった〜!!｣

翔｢んっ!!わかった。｣

菜｢ん?｣

翔｢やっぱり南蛮がうまかったんだね〜…｣

『おっ、証明された?』

翔｢うん!!…んまぁ…!!｣

とご飯を駆け込んで幸せそう

菜｢そんなに詰め込むと…｣

翔｢ｺﾞｯﾎｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…｣

『水水水!!』

菜｢も〜…言ったそばから…｣

パパは水を受け取りグイグイ飲んだ

翔｢あぁ〜…!!

苦しかった｣

菜｢翔太くん詰め込みすぎ!!｣

翔｢菜奈ちゃんごめーん!!

ポーク南蛮美味しくて…｣

『それはわかるけど…』

菜｢ゆっくりよく噛んで食べてね｣

翔｢はぁーい…｣

ショボーンとした顔をして食べる

『パパ、笑顔!!』

翔｢ごめん、そうだね…!!｣

菜｢ん〜…おいしぃ｣

｢『｢あははっ、笑｣』｣

こうやって笑いあって食卓を囲むって

どれだけ幸せなことか。

私はこの2人の娘に生まれてこれてよかった。

終