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「・・・と、いうわけで
 いよいよ明日、音楽祭の幕が開く
 我々の目標は1つ・・・優勝だけだ
 叩きこまれたことを存分に発揮しろ
 やれることは全てした!!
 つまり・・・もう少し落ちつけ貴様ら・・・Aを見習え」

アワアワとソワソワとする問題児達を激励するカルエゴ。

「ぜふっ全然!!緊張してないよ、うん!大丈夫!!」
「ヨユーヨユー」

「足ガッタガタだが?」

「だって!!いざ明日って言われたら!!」
「わぁんッ!練習した分怖いでござる!!」

「とにかく皆、落ちツケ」

「アロケル本、逆!!お前が落ち着け!」

「入間軍なんてもはや合体・・・あれ?」

「姉さん!僕、頑張ります!!」

『大丈夫、おじいちゃんには新しい教室急ぎつくるように・・・』

「その必要はない!入間様の音で踊れる栄誉で、そのような無様はありえん!」
「入間ちの音とピクシーの音と、私の華麗なダンスで優勝間違いなし!」

『・・・操ってあげようか?』

言葉とは反対に震えるアスモデウスとクララに、モノ魔ネ腕輪片手に問う。

「「「殺戮劇になるッ!!」」」

『一糸乱れぬ、リリスを巡る殺戮劇も面白いでしょ?』

「「「やめてーッ!!!」」」

緊張よりも、台無しにされる恐怖が勝る。

「絶対ダメです!私はヘルダンスが見たいんですから!!」

ケロリがモノ魔ネ腕輪を取り上げる。

「は〜仕方ないですね
 よし!私がアクドル(ファン)直伝の!自信がつく儀式をお教えしましょう!!
 決してAさんに舞台は譲りませんからね!
 では、ジャズさんこちらへ
 はい、そこに立って、動かないでね」

「頼れるアニキ!!」
「器用!!」
「カッコイイ!!」
「センスがいい!!」
「機転が利く!頭脳派!!」
「大人っぽい!!」
「指使い超ヤバイ!」
「盗みの天才!!」

「名付けて”褒め円陣(ミサ)”自身つけるなら、これくらいやらないと」

「地獄か」

『・・・大丈夫、陰湿一択の円陣(ミサ)だろうから』

「あ”?」

赤面するジャズに賞賛を浴びせる問題児達。
ケロリの言葉にカルエゴが嫌そうに眺め、Aの言葉で睨む。

『カルエゴ卿が参加し・・・』

粛す(ころす)ぞ?」

Aの口を物理的に塞ぎ、凄むカルエゴ。

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E(プロフ) - skyさん» ありがとうございます!修正致しました (2月26日 13時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
sky - アロケルとアガレス逆になってますよー。このシリーズ面白いし更新速度すごくて尊敬してます。適度に頑張ってください! (2月26日 9時) (レス) @page45 id: 6731466818 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:E | 作成日時:2024年2月17日 20時

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