・ ページ15
「かぁあ〜〜っっこいいぃ〜〜!!!
すごいねプルソンくん!!
パパパパーってすごい音がっ!
指が百本くらいあるみたいだった!!
キラキラでピカピカで光ってまぶしくて!!・・・姉さんも聞きたいと思うんだ!!絶対!」
「違うんだ、これはただのストレス発散方法であって
音楽祭のためでは断じてなくて
そもそも音楽が大好きってわけでもなくて
まぁ、人前で演奏したこともないような代物で・・・え?マジで気に入ってくれるかな?
というか何でいるの?とにかく黙っててほしい
いいから忘れてほしい もう止めようか この話題
とにかく違う!違うから!!
Aさんは戦闘狂よりで音楽は好まないっというか、興味なさそう
そうだ・・・これは・・・夢
よし一旦帰って目を覚まそう!じゃあ・・・そういうわけだから・・・さよな・・・」
目を輝かせる入間に、プルソンが一気に言う。
立ち去るプルソンの腰に手を伸ばし、2人で尻もちをつく。
「ごめん。ごめん。でも、聞いて
僕・・・プルソンくんに、謝らなきゃ・・・
やっぱり姉さんに聞いて欲しい!!
ぼっ、僕はっ、プルソンくんが何をしたいのか分からなくて・・・
目立てない家系だって言ってたし、みんながお願いしてるときも
困ってるんだろうなって・・・だから、出たくないならムリしなくてもって思ったんだ
だけど、さっきのプルソンくんのトランペットを見て・・・
僕、すっっっごく、感動したんだ!
だから、ついさっき前に出なくていいって、言ったばかりだけどっ
ほんとっムシのいい話だけどっ・・・
君の事情とかそういうの、全部押しのけてっ
僕のワガママだけど!
ただ君の音をっ・・・みんなに聞いてほしいって思っちゃった!!!
もっとちゃんと、みんなに届けよう!!
僕はっ、みんなに褒められてるキミが見たい!!
だから一緒に出よう!!音楽祭!!
それに、姉さんなら目立たない方法とか知ってるかもだし!!」
「・・・音だけで・・・いい・・・なら・・・え?」
無邪気に喜ぶ入間に、自分の言葉が信じれず困惑するプルソン。
41人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
E(プロフ) - skyさん» ありがとうございます!修正致しました (2月26日 13時) (レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
sky - アロケルとアガレス逆になってますよー。このシリーズ面白いし更新速度すごくて尊敬してます。適度に頑張ってください! (2月26日 9時) (レス) @page45 id: 6731466818 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:E | 作成日時:2024年2月17日 20時