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『いや、シチロウに頼んだ方が早いでしょ?』

「Aどうしたんだ?アスモデウスが泣いてたぞ」

離れた場所で電話するAにアメリが問いかける。

「アリスちゃ〜ん!良かったわね〜」
「母上、おやめください!!」

アムリリスに抱き締められ、全力で抵抗するアスモデウス。

『入間が勉強教えてほしいって言ってて、時間あります?』

「何だと!?」

『アメリも忙しいって・・・』

「入間大丈夫だぞ!」

「アメリさん!?え、姉さんとこんな時間に!??」
「まっかちんも合流??あ、アズアズから電話だ・・・」

Aから携帯を奪う様にアメリが言い、電話口のクララに固まる。

「きっさま、どういうことだッ!?
 なぜ入間様と2人でいる!?」

「だってアズアズ家にいないんだもん
 おむかえいったのにー
 それよりAちとまっかちんがねー」

「Aは今宵私のパートナーとして共に居る!!
 メールでもなんでも報告しろ!!」

「今したじゃんよ
 てか、アズアズ抜け駆けかい?入間ちショックで泣いてるよ??」

アスモデウスとクララが電話で話し、

「アメリさん・・・姉さんとアズくんが・・・」

「入間、大丈夫だ!ダンスは私と踊ったからな!」

「え”!?アメリさんまで姉さんを狙って!??」

アメリと入間が電話で話す。

「あらあら、イルマくん大人気ね♡」

『・・・。』

アムリリスの声が背後でし、Aが逃走するよりも早く捕獲される。

「アリスちゃんのパートナーって言ったわよね?
 どうしてアザゼル家のご令嬢とダンスを??」

笑顔なのに、ゴゴゴと圧を感じ、後退しないように気合で踏みとどまる。

『少々、トラブルがありまして・・・』

「アムちゃん詳し〜く、聞きたいわ〜」

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作者名:E | 作成日時:2024年2月8日 18時

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