・ ページ32
「おっっっせぇ〜〜
とっくにスイーツの時間だってのに・・・まだ教室いんのかあいつ・・・」
「あっ！バチコちゃん！？
久しぶりー！来てくれたんだねー！！
元気だった？フフフ〜」
「うはっはっはい」
サリバンに抱き着かれ、赤面して動揺するバチコ。
「そっかー！急な招集に応じてくれてありがとうね」
「いえっそんなっ」
「バチコちゃん強いもんね！うれしいよ〜」
「さっ、サリバン様の頼みなら！うへへ・・・」
「イルマくんとも仲良くなったみたいだし！
ひきつづきよろしくね！イルマくんの特訓！」
「勿論です！」
笑顔で手を振って立ち去るサリバン。
バチコはヤベェー忘れてたと青褪める。
「姉さん、急遽僕に付き合ってもらって大丈夫でした？？」
『おじいちゃんに虚偽の報告したうえで、舐められてるでしょ？』
買い出し、洗濯、新しい武器作りという指令メールを指さす。
「でも、遂に武器作りへと前進です！」
「お〜〜う、特訓用に作るんだよ」
「え！？師匠！？」
「お前の新し〜い武器をよ！・・・で、コイツは？？」
『さすがロビン先生の
Aからの冷たい視線と威圧的な声に、バチコがヒェッと青ざめる。
『入間が理事長の孫だと知った上で、理事長に虚偽の報告をされたんですよね？
どんな恨みを持っているのか知りませんが・・・一度、理事長室で今後について話し合うべきだと思うんです』
バチコの襟首を掴み、入間の腕を引き歩くA。
「姉さん待って！！師匠にもお考えが・・・」
『だから、その考えを理事長の前で教えてもらおう
生き残れる特訓プランなら任せるし、違うならオペラに代える
いずれにせよ、この態度は改めさせるべきだし・・・最低限オペラの監視が必須』
淡々と言うが、有無を言わせない圧に入間が黙る。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 31人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：E | 作成日時：2024年2月8日 18時
