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「あのっ、帰れないっていえば・・・２人・・・」
「あ〜ジャズ殿とアロケル殿がいないでござるな」
入間の問いにガープが同意する。
「え〜と・・・それな！
一応、”特訓どう？”ってメール送ってて
最初は楽しそうな返信がきてた
でも段々単文になって、最後にきた返信が・・・」
文字化けした文章に青ざめる。
『典型的な悪バイトに従事してるだけだよ？』
視線にAが平然と答える。
「助けてあげてよ！！」
『金貸す気ないし、特訓らしいからね？』
”金”というワードに見切りをつけるリード。
「つ、次でござる！クララ殿とエリザ殿・・・は・・・」
「えっとそれは・・・」
「釘づけの練習です！！
”とにかく相手の【目】を支配する 女は見られて磨かれるのよ”
・・・そいう訳で！美しいポーズしかとってはならない！！のです！！」
「常に特訓とは・・・恐ろしい・・・で、そっちの女子はどうしたの？」
「私がかわりに・・・召喚士として獣と心を通わすため
同じ環境にいるのが一番だと・・・」
「獣と同じ檻に一昼夜・・・汚くて臭い・・・どろんこの衝撃！！」
「まったくです！！私は魔獣ではなく、クロケル嬢と仲良くなりたいのに！！
なぜ、別の檻なのだ！！」
「ブレないなお前は・・・
さぁ！入間様は一体どんな特訓を！？」
「滝行！？滝行！？」
「えっと、僕は・・・まず、お湯をわかすんだ！
で、師匠の朝ごはんとお茶用意して
師匠の気分で服屋さんでショッピングとか
スイーツの論評を交わしたりして
フトン干して、洗濯して、おフロわかして夕食用意して帰る・・・
まぁ、そんな感じで毎日特訓してるよ！！」
アスモデウスとクララの質問に待ってましたと、キリリと宣言する入間。
「「「それは特訓じゃない」」」
全員が声を揃えて左右に首を振る
「あれ！！？」
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作者名：E | 作成日時：2024年2月8日 18時
