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「姉さん、昨日はジャズ君達の特訓に同行したんですか？？」
『特訓には参加してない』
「そっか・・・」
「軍曹チーム休みなの特訓？」
入間が安堵したように溜息を吐き、リードが不思議そうに首を傾げる。
『さあ？知らない』
「姉さんは普段、どんな特訓をして鍛えてるんですか！？」
「僕も参考までに聞きたい！！間違ってもパシリごっこじゃないでしょ！？」
『昔は・・・』
オペラによる英才教育の一部を話すAに２人が青ざめ後ずさる。
「じょ、冗談言うんですね！！」
「いやいや、いくら大人でもそこまで非情な訓練しないでしょ！！」
全否定する２人。
「「それはバラム師匠の特訓メニューか？」」
『いや、バラム先生には勉強を教えてもらっただけで、実技は知らない』
アスモデウスとサブノックが胸を撫でおろす。
「Aちゃん聞いたよ〜大師匠から指導受けたんでしょ？」
「師匠がAちゃんの所作を観察するようにって・・・」
クララとエリザベッタの言葉にAが厭そうに、アスモデウスが誇らしそうにする。
「そういえばさ、アズアズと婚約したって噂マジ！？」
リードが手を叩く。
「婚約はまだだが、パートナーだ！」
一気に目が輝く問題児達にAが舌打ちをする。
『それは一時的な話であって、婚約も交際もな・・・』
「でも、婚約って他の名前聞いたでござる！他校生の・・・」
『全部相手の妄言であって事実無根だし、気持ち悪い妄想するなら頭割ってやろうか？』
終末日の憂鬱がフラッシュバックし、Aが低く唸る。
「アスモデウス息をしろッ！！」
サブノックが倒れたアスモデウスを揺する。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月8日 18時
