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「新顔こっち〜面白い遊び教えてやるよ〜」

「はい!」

店員に呼ばれ2人が嬉しそうに移動する。

「で、堂々と飲酒してる優等生は何が知りたいんだっケ?」

『新種の魔獣関連か・・・雷皇について』

「んふふ♡俺については興味な〜イ?戦場仲間かもしれないでショ?」

『軍曹については、ラズベリィやベリアール様から聞いてますので結構です』

空になったグラスが、すぐに新しい飲み物のグラスへと変わる。

魔具(ソレ)あると酔えないでショ?外そ♡」

『嫌です、ジュースって言っても酒を出す店に無策で来ません』

「ホラ〜固いヨ〜」

『だいたい、女に困らないのに何で執着してくるんですか?』

「面白いかラ!」

ニコニコと胡散臭い笑みを絶やさないフルフル。

『・・・格上の相手を、どう殺すんですか?』

面倒になり1杯だけ奢ることにしたA。

「格上を殺ス・・・物騒な質問だネ〜」

伸ばされた腕を振り払い睨むA。

低位階(ローランク)なので、高位階(ハイランク)へ挑む手段を模索してるんですよ』

低位階(ローランク)ねぇ・・・」

『13冠へ勝負挑むって話聞かないし・・・大人は格上だと諦めるんですか?』

「ん−・・・挑んでも言わないだけじゃナイ?だってカッコ悪いモン!」

『へぇ・・・折っていい?』

「マジか!?・・・ごめんっ、折らないで!!」

ビタミン剤の箱を盗もうとして阻止された事に驚くジャズ。

「価値下げんなヨ〜」

フルフルの言葉にジャズが首を傾げる。

『何も答えてくれないから厭きた』

「え〜怒ったノ??もっとお話ししてたいだけだヨ〜」

「どんな話をしてたんスか??」

「気になるぅ〜?何だっけな〜・・・ア!格上悪魔の殺し方ダ!!
 体験談で語るネ!!」

上機嫌のフルフルにジャズがえ?と2人を見、店員に呼ばれ席を離れる。

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作者名:E | 作成日時:2024年2月8日 18時

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