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「や！Aちゃん！！運命ダネ！今日は時間あるよネ！」
『・・・授業で忙しいので、お断りです・・・ああ、ベリアール様同席ならいいですよ』
フルフルの一方的な言葉に、心底嫌そうな表情で言い、思い出したようにニヤリと笑みを浮かべる。
「うげぇ・・・なんでソッチ選ぶカナ」
フルフルが笑みを消し、露骨に嫌そうな表情になる。
「・・・生徒をナンパしないで下さい
フルフル軍曹はジャズとアロケル」
カルエゴが溜息を吐き、言うと２人が不安そうな表情をする。
「男に興味ないネ！」
即答するフルフル。
「・・・ウエパル嬢はゴエモンとアガレス
ライム先生はイクスとウァラク
ミスターハットはクロケルとカムイ
サブノックとアスモデウスはシチロ・・・バラム教諭だ
２年生までこのペアで定期的に特別授業を行う」
それぞれ担当講師の元へ行き挨拶を交わす。
「いってまいります！入間様！！A！」
「うん！・・・となると・・・残りは僕ら３人・・・姉さんと一緒なのは安心です！」
「確かにAちゃんと一緒なら安心・・・って、え？」
入間とリードがハッとしたようにカルエゴを見る。
「いや、私は指導統括だから違う・・・」
２人が顔を見合わせ安堵の息を吐く。
「おい、露骨にほっとするな腹立つ」
「じゃあ、僕らの指導は？」
「あ？いるだろ、そこに」
不機嫌にカルエゴが指さす先には・・・
「やー新任なのに指導とか照れるなーでも大丈夫！！
僕に任せてくれれば位階昇級間違いなしさ！
師匠って呼んでいいよ！！」
ムッフーと嬉しそうに笑うロビン。
「あと、勘違いしてるようだが入間とシャックスがペアだ」
「「え！？」」
途端に青ざめ不安そうになる２人に、カルエゴが陰湿な笑みを浮かべ、ロビンが不機嫌になる。
「でも、姉さんは一人？で誰と？？」
「必要ないだろう？既に・・・指示を仰いで鍛錬しているようだしな」
カルエゴの指摘に３人が不思議そうにAを見る。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月8日 18時
