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「えっと、なにを？」
「楽しそう！！」
「なにって、ファンサービス？」
「もう、朝からサインとか写真とかすごくて〜〜」
「期待に応えてたら楽しくなっちゃって・・・」
「浮かれまくってるな」
「あっ、イルマくんだっ！って、ことは問題児クラスが全員揃った！！」
「遊園地効果すごいなー」
「あと魔王の遺物
「でも、今思えば？俺たちにはふさわしい教室だったのでは？
だからさーこんな僕たちに宿題倍増を課そうなんて・・・やっぱりあの暗黒大帝は性格ひん曲がってるとしか・・・」
「そうそう、Aちゃんの一言がなけりゃ・・・」
カルエゴがリードとジャズの頭をガシッと掴む。
教室に着くなり逆さに吊るされる数名の生徒達。
「ねえ、Aちゃん・・・終末日にどんな経緯だったか聞きたいの♡」
「ええ、恋愛に興味ないって言ってた癖に！」
エリザベッタとケロリの言葉に、怪訝そうに首を傾げる。
「休み前は無表情だったのに、今は物憂げが標準になってるのも愛なのかしら！？」
「雰囲気だいぶ変わりましたよね！」
『ああ・・・貴族の義務とやらなだけで・・・」
嫌そうに答えるAの言葉を遮るように予鈴が鳴る。
「本日より新学期である
休みボケも大概にして、授業に備えるように
新学期は収穫祭や音楽祭と・・・とにかく行事が多く
その都度・・・
が、それは通常の１年生の話だ・・・
いいか問題児クラス・・・貴様らは特例だ」
机の上に大きなスピーカー？を設置するカルエゴ。
Aは耳栓を装着する。
「
カルエゴが舌打ちをしつつ、大きなヘッドホンを装着する。
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作者名：E | 作成日時：2024年2月8日 18時
