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「キミ達大丈夫！？」
表通りから一人駆けてくる悪魔。
Aは入間を抱き抱え警戒する。
「キミ足を怪我して・・・なんで、ここに居るの！？
早く！！気づかれる前に早く！！遠くへ逃げなさい！！」
まるでAを案じているかのように、叫ばれる。
『だれ？・・・いや・・・』
Aは入間を手放し、悪魔と距離を詰める。
「ごめん、殺される訳には・・・それにっ、・・・ちょっと、待って！！」
Aの手を掴み、無線に応じる。
「はい、シーダです・・・異常な魔力感知した・・・カララギ通りに着きましたが・・・いつも通リです・・・はい、恐らく実験の失敗等かと・・・はい、念の為、周囲を確認してから・・・戻ります」
淡々と虚偽の報告をするシーダ。
『なんで・・・最初が・・・お前なんだ・・・』
「覚えて、たんだね・・・ごめんね・・・逃がすしか、思いつかなくて・・」
『じゃあ、なんで飲んだの！？そう思うなら、どうして・・・』
「逆らえない・・・あの人が全て、だから・・・」
涙が止まった入間が目に入り、シーダが口を閉じる。
「みんな、知らないから・・・でも、気づかれる・・・逃げて、今すぐ
『待っ・・・』
音もなく消えるシーダに、Aは悔しそうに壁を殴り亀裂が走る。
「姉さ・・・血がッ・・・えっと」
『ああ、ごめん』
オロオロする入間を抱え、Aは暗闇から逃げるように駆ける。
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E(プロフ) - ５さん» ありがとうございます！修正致しました (2月6日 19時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
５ - 10ページのカムイがカムリになってますよ！ (2月6日 18時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：E | 作成日時：2024年2月5日 23時
