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「「「ずびばぜんでじだ・・・」」」
変形した顔で、平伏す悪魔達。
『で、新種の魔獣、突然変異種・・・レアな血肉は知ってるの？』
Aの問いに、大半が左右に首を振り顔を見合わせる。
((誰でもいいから、噂でもいいから、誰か話してくれ・・・でなければ殺される))
緊張感が走る中、一人が挙手をする。
「俺は行った事もなければ、見てないですが・・・南方の森で異常に強い魔獣が数体出現したと・・・噂ですが・・・」
『へぇ〜具体的には？？南方って広いでしょ？』
Aがギリギリと首を締め上げ問う。
「さっきのでけぇー兄ちゃん、わざわざ呼ばなくとも充分強ぇーじゃねーか・・・」
「あの男は何処から来て、いつの間に居なくなった？？」
「今はどうだっていいだろ・・・シッ気づかれた」
声を潜め雑談していた男達が青ざめる。
ただ、Aに睨まれただけだというのに震える。
「お、俺の命をかけて！！嘘じゃ・・・ない、です！！」
藻掻く男の首から手を離す。
「・・・本当に、その程度の噂しか知らないです・・・なにせ、遠いんで・・」
噎せながら、必死に言う。
『で、他は？』
Aが静かに一人の女悪魔の前に移動する。
『さっきから、何を隠してるの？』
「ヒッ・・・ごめんなさい！！お求めのモノでしょうか！？でも、コレは凄い高かったんで・・・」
震える腕で赤い液体の入った瓶を差し出す。
『ハッ・・・強かだよね？』
懐から隠していた別の瓶を奪い、容赦なく蹴り飛ばす。
『貴女の迷惑料コレでいいや・・・さあ、お前らの命はどの程度？？
死にたくなければ相応のモノをよこせ！！』
少女とは思えぬ程の凝縮された殺意と威圧感に、喉を鳴らし、我先にと希少品を献上する。
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E(プロフ) - ５さん» ありがとうございます！修正致しました (2月6日 19時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
５ - 10ページのカムイがカムリになってますよ！ (2月6日 18時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：E | 作成日時：2024年2月5日 23時
