・ ページ19
「そこの可愛いお嬢ちゃん、これ買わない？
魔ーメイドの鱗！！安くしとくからさ・・・
見て！この色ツヤ！生きたまま剥いだから、この美しさなんだよ〜
煎じて飲めば万能薬！！加工すれば一級品アクセサリーだよ
・・・大丈夫大丈夫！！加工についてはあっちの店で請け負ってるから！！」
「いやいや、こっちはもっと凄いよ！・・・精霊族だ！！
持ってるだけで幸運が舞いこんでくるって有名だ！
どうだい、記念にひとつレアモノだよ！！」
「「金、持ってるんだろ？ないなら、解体屋紹介するぜ？全て高い値がつきそうだ・・・」」
ゲヘヘと下種な笑い声を上げ、ニヤつきながら集まる悪魔達。
『精霊族・・・ねえ、私の願い・・・叶えれる？』
檻に閉じ込められた妖精が涙を流し、首を左右に振る。
『そっか・・・』
「テメェ、上玉だからって下手にでてりゃ・・・買う前から”商品”と会話すんじゃねぇ！！」
「無視しやがって・・・怖くて現実逃避かい？」
『・・・新種の魔獣、突然変異種・・・有力なら噂でもいい・・・知ってるなら高く買うよ？』
汚物を見るように、群がる悪魔達を見下すA。
「嬢ちゃん、そういうのは情報屋に訊きな・・・」
「そうさ、ここはカララギ通り魔界の法なんて届きゃしない」
「弱い奴が肉になり、強いもんが食う・・・」
「弱肉強食、まさしくここは魔界の生存競争の縮図なんだよ！」
『大勢で
Aは口元に笑みを浮かべ、精霊族の檻を魔術で切り壊す。
『同族であっても売買し、材料とするか・・・本当に・・・一人残せば他は殺してもいいかな？』
逆上し、Aへ襲い来る悪魔達。
嗤いながら、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
E(プロフ) - ５さん» ありがとうございます！修正致しました (2月6日 19時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
５ - 10ページのカムイがカムリになってますよ！ (2月6日 18時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：E | 作成日時：2024年2月5日 23時
