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「なにを言う！まずは王の館からだ！」
「だから！先に入間様とAのご意見を・・・って入間様は？」
アスモデウスが青ざめ、バラムが肩を叩く。
「大丈夫、あっちに居るよ」
「うおお〜〜すごい！スゴイよ！！姉さん！！ガシャーンって！！」
『そうだね・・・』
目を輝かせハシャグ入間。
Aがバラムの肩から降りる。
「どうしたの？」
『いや、迷子になりそうだから入間乗せてあげて』
「僕はいいけど・・・」
バラムはAの言う通りに入間を肩車する。
「うわ〜〜高い！！さっきよりもよく見える！！バラム先生ってこんな景色だったんですね！！」
「テンション高いね」
更にテンションの上がる入間に、バラムは驚きつつも嬉しそうに笑う。
「イルマは大ハシャギだな」
『そうだね・・・ありがと』
サブノックの声に返事をし、素早く日傘を持つアスモデウスに反応する。
「「「ワァァアアア！！」」」
歓声が上がり、入間に促されバラムがパレードに近づく。
「見えるか？肩車するか？？」
『いや、アレには関わりたくな・・・盾になってて』
サブノックの申し出を断りかけ、後ろに回る。
「やぁやぁ！久しいな庶民！！！
たしかAの弟のイルミナティくんだったね！覚えているぞ！！」
「イルマです・・・」
「Aは来ていないのかい？」
「え？姉さんなら・・・」
「居ません！」
「キミは・・・とても愛らしい傘を持っているね、ささないのかい？」
入間はアスモデウスを見る。
「キサマには関係のないことだ」
「確かに、パレードからAが見えた気がしたのだが・・・」
ロノウェが不思議そうに首を傾げる。
「ロノウェ先輩はなぜパレードに？」
「フッ、愚問！！
なにを隠そう、ここは我がレジェンドダディ！
庶民語でいう父上が、作った遊園地なのだ！！」
「すっすごいですね！！こんなステキな場所を！」
「ンフフフ・・・そう！
僕は、この遊園地を隅々まで堪能できる御曹司・・・」
得意気に言うロノウェに、入間が目を輝かせる。
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E(プロフ) - ５さん» ありがとうございます！修正致しました (2月6日 19時) (
レス) id: 1ae39ecc80 (このIDを非表示/違反報告)
５ - 10ページのカムイがカムリになってますよ！ (2月6日 18時) (レス) id: 068a9ee721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：E | 作成日時：2024年2月5日 23時
