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「えっ、イルマって生徒会クビになったのかよ！」
「早っ！」
「Aちゃんは辞退した挙句、新師団立ち上げたんだろ？」
「そう、スピード認可！俺も申請しようかな〜」
「姉弟で差ありすぎっ！噂じゃイルマ使いもんにならなかったって話だぜ」
「ハ〜根性ねーな・・・ま、Aちゃんの後ろをチョコチョコ歩くだけの男だしな」
「俺、この前実物見たけど、すげー小さくてなよなよしてたぜ」
「ま、問題児クラスってそういう落ちこぼれの集まりなんでしょ？」
「だなーバランス取る為にAちゃんは入れられた犠牲者だろ？」
「ってーな！どこ見て・・・」
話しに夢中だった生徒が肩をぶつけられ、不機嫌に怒鳴り、黙る。
「問題児クラス！？？？」
「どうしてこっちの塔に！？」
「金獅子サブノックだ、でけーっ」
「アスモデウス様よっ本物！？」
「あれ
「先頭イルマ・・・くん？」
「入間様、処罰しますか？」
「あ〜いぃ、いぃ・・・ぶつかって悪かったな」
「ごめんね〜」
アスモデウスに苦笑しながら、入間とジャズが笑みを浮かべる。
「えっ、いえっ」
「次から言いてぇことは面と向かって言いな」
「バイバイ〜」
「えっ、あっ、はい！」
「・・・どこが、なよなよしてんだよ」
「俺、敬語使っちゃった・・・」
「まさしくA様の弟だったな・・・」
黒い羽根が見える入間の風貌に、普段とは違う問題児達に騒然となる。
「姉さん、少しつきあってくれよ」
『厭だよ、何で
「きっと、面白いモンが見れるぜ？」
「そうそう、僕らの中に混ざれば目立たな・・・」
「「「A様が問題児達と一緒に！？？」」」
『目立ってるよね？』
「大丈夫だ、姉さん！俺がこれから話題の中心になるから！」
迷惑そうなAの腕を入間が強引に引く。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月28日 17時
