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「ふいっ さあ、どの師団に入るのですか！？」
「凄いで賞！を獲った僕の魔術開発師団だよね！？」
「ええ〜努力賞を獲った豪華師団室のサキュバス師団よねん♡」
『・・・お小遣い稼ぎより、魅力的だとは思いません』
ズズイと詰め寄る教師陣に、Aが溜息を吐く。
「じゃあ、入間君の魔具研は！？」
『・・・はい、今日の反省文です』
「日報のように提出するな」
カルエゴが溜息を吐き、受取る。
「カルエゴ先生！僕も書類できました！！」
Aの横でキリリと提出するロビン。
「・・・ふざけているのか？」
ギロリとロビンを睨み書類を突き返すカルエゴ。
「Aちゃんのはすぐ受け取ったのに、何故僕は返却なんですか！？」
ビシッとAを指す。
「自分で書いてないだろう？この足跡はどういう意味だ？あ”？」
ロビンに１枚の紙を突きつけ、凄むカルエゴ。
「あ、あの子達・・・騙したなッ・・」
ロビンが自白し、職員室を飛び出す。
『・・・うわぁ・・え、どの程度まで許容なんですか？』
「全て却下に決まっとるだろう？」
Aがロビンの置いて行った書類に引き、参考までにと質問する。
カルエゴに即答される。
「うわぁーこりゃ酷い・・・Aちゃんは反省文飽きないの？」
『趣味だと思ってます？』
ダリの言葉に呆れるA。
「ふいっ お疲れ様でした・・・次はここに遠征行くんですけど、どうしますか？」
スージーの煎れた紅茶を飲みながら、地図と日程の書かれた紙をみる。
「あら、師団に同行するの？」
モモノキが不思議そうにAの手元をみる。
『参加でお願いします・・・何人要ります？』
「話しが早くて助かるわ・・・」
「カルエゴ先生、師団不参加なんですよね？え？」
「・・・A、参加するなら仮でも入団したらいいだろう？」
ダリの問いにカルエゴが面倒そうに言う。
『厭です、所属はしたくないんで』
即答するAにスージーが残念そうに溜息を吐く。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月24日 19時
