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「・・・なんか・・・師団荒らしになっちゃいましたね」
戦利品の荷車に苦笑する入間。
「ねー、オペラったら容赦ないんだからー」
「理事長こそ生徒から色々貰っていたでしょう」
「フッフーン！人気者だからね！
ま、舞い上がってたのは事実だけど！
初めてだったからね、
大事な孫の前で、良いとこ見せたくなっちゃたんだよ」
嬉しそうなサリバンに、入間も笑顔を返す。
「しかし、アレで人気な理由が理解できません」
「地面に降ろしたの失敗だったんじゃない？」
生徒に囲まれ、不機嫌そうに厭そうな表情を浮かべ、一人の生徒に座るA。
親衛隊が献上品を代わりに受取る不思議な光景。
「姉さん、凄いですよね！」
「おっ、入間一家お揃いで！きいてよ〜うちの姉ちゃん寝坊だよ！」
「うちの兄も、さっき会ったら財布スられた・・・」
リードとジャズが憂鬱そうに言う。
「僕の姉さんは、花火打ち上げ終わったら何か凄い事になってて近づけない」
「あぁ、ナチュラル過ぎて気づかなかったけど椅子誰？」
「すげー崇められてるけど、本人不満そうだねぇ・・・」
入間の主張にリードとジャズも頷く。
「でもさ、いーな入間くんとこは！自慢の姉だろ？」
「そんで自慢の家族だろ？」
「うん！いいでしょ！」
入間が嬉しそうにサリバンとオペラの腕を掴む。
「自慢ですって」
サリバンが嬉しそうに言い、オペラも頷く。
「今の家族写真送りたいから魔イン教えてよ」
リードが嬉しそうに笑う入間達の写真を見せ、入間に告げる。
「えっと、もう一回撮ってもらってもいいかな？」
「ん？いいけど、気に入らなかった？？」
リードが不思議そうに首を傾げると、悲鳴が聞こえ、Aが入間の横に立つ。
「もう、オペラってば乱暴なんだから〜」
「いつまでも帰ってこないので、仕方ありません」
「家族写真！」
入間が幸せそうに笑う。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月24日 19時
