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「ふいっ ふいっ、今年も良い1年生が入団してくれたわぁ〜」
「フッ、それはどうかな?」
「ハッ、どういう意味ですか!?」
「うちの師団に入った1年生の方がずっと優秀だね!」
「なら勝負しますか!?」
「いいでしょう、しかし、どうやって!?」
「「そうだ!
「
スージーとダリの説明口調の映像を眺める。
「期間は前夜祭、本祭、後夜祭の3日間!
会場は1〜3年塔と中庭
参加は師団員に関わらず全学年・全校生徒OKですが
4〜6年生は実習などで忙しいので、1〜3年生が活躍するお祭りだねぇ」
「そして主役は1年生!なんたって親御さんが観に来るからね!
子供の成長を観るには丁度いい行事ですからね!」
「うんうん、1年生は親にいい所を見せよう!
でも2〜3年生にもちゃんと旨味はあるよ!」
「そうっ、優秀な披露をした師団には豪華賞品が贈られまーす!」
「努力賞!豪華師団室!
凄いで賞!!団費増額!加えて希望の商品なんでも1つ贈呈!
そして特賞!!団長の
伴って団員の位階も1位階UPさせる!!」
「と、ワクワクドキドキの師団披露!
前夜祭は明日から!」
「賞狙いもいいけど、とにかく楽しんでね!」
「そういえば、期待の
「師団披露で功績を上げた師団なら興味を持つかもしれないですね!」
「「あくまでも、楽しんでね〜」」
ブツンと映像が切れ、食堂での食事を終えたAに視線が集まる。
『ごちそうさまでした』
興味なさそうに席を立ち、退出する。
「入間様、絶対加入させましょうね!」
「Aちゃんをメロメロの釘付けにしようね!」
「うん、頑張ろう!」
入間達も気合を入れ、席を立つ。
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作者名:E | 作成日時:2024年1月24日 19時