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「あ、おじいちゃん大丈夫でしたか?
 姉さんジュース取ってきてくれてありがとうございます!」

「はい”会議が長引くので今夜は帰れないけど心配するな”だそうです」

『召喚しとく?』

「私が居るのに必要ないでしょう?サリバン様が帰らないって意味理解してます?」

Aにジリジリと迫るオペラ。
入間が噎せる。

『・・・後日仕返ししてもらう』

「ほう、では告げ口できないように・・・入間様先程からどうされたのです?」

キッと睨むAにオペラは楽しそうに笑みを浮かべ、不思議そうに入間をみる。

「えっと、姉さんとの距離が近すぎませんか?」

なぜか赤くなる入間。

「そうですか?」

「そ、そうです!」

不思議そうなオペラに入間が激しく頷く。

『・・・風呂入ってくるけど、入間に変な事しないでね?』

オペラの頬を抓りながらAが告げる。

「お前、不意打ちとは卑怯な事を・・・入間様、厳しく叱って下さい」

乾いた目元にハンカチを当て、入間に抱き着くオペラ。

「え!?わ、オペラさん??えっと、姉さん・・・め!」

『・・・入間、それはおじいちゃんにしか通用しないよ?』

「もっとガツンと、ちゃんと叱って下さい!」

「え?僕、何故か叱られてる??」

Aは呆れたように言い、風呂場へと歩く。
オペラはAの背を指さし入間にダメ出しをする。
解せぬと入間は首を傾げる。

「Aが出てくるまで続きをしますか?それとも、一緒に入ってきます?」

オペラがゲーム機を指さし、次に風呂場を指さす。

「げ、ゲームしたいなぁ!!」

姉さんと一緒とか無理!!
え、悪魔ってそういう感じなのかな?

「Aは、キレるでしょうね」

「オペラさん!?」

オペラが意地悪な笑みを浮かべ、入間はドキリと胸が高鳴る。

「女かもしれないでしょう?・・・サリバン様が戻りませんし、試されますか?」

スルリと入間の頬を撫でるオペラ。

「えっと、揶揄ってるだけですよね?」

「・・・正解です、しかし入間様はガードが激甘ですね?」

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作者名:E | 作成日時:2024年1月24日 19時

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