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「すごい！喋ってる！！
かわいいし、フワフワだ〜」
「貴様！私をナベリウス・カルエゴと知っての愚行か・・！！」
モフエゴを掴み撫でる教師に低く威嚇するように自己紹介をするが、聞き流されている。
「あ、そうだ！Aちゃんの使い魔も喋れるの！？ね、僕すっごい興味あるんだ！！」
モフエゴが手からすり抜けると、Aに興味を移す教師。
『この時期に新任と名乗られても、疑わしいのですが・・・本当に教員免許をお持ちですか？』
寄るなと教師を足蹴にしながらAが問う。
「今日、何回目の質問だろう？確かに疑われても仕方ないけど、本当だよ！ホラ！！」
Aに踏まれても笑顔で、免許を差し出す姿にヒソヒソと遠巻きに生徒達が噂する。
『おじいちゃん、使い魔の教師がバルス・ロビンって名乗って免許も出してるんだけど本当に採用したの？』
「そーだよ、Aちゃんからの電話が嬉しくて来ちゃった♡」
Aが面倒そうに携帯で電話すると背後から声がする。
「理事長！？」
「本物！？」
周囲が騒然とし、サリバンが楽にしてと告げる。
「で、何が気に入らなかったの？」
『使い魔召喚していいんだっけ？』
「僕はいいよ？」
「良い訳あるかッ！」
「おや、このファンシーな使い魔は入間君だっけ？」
笑みを浮かべるAと、サリバン。
「わかってて惚けるなアホ理事長がッ！！」
「入間君、ちゃんと躾なきゃ・・・め！」
サリバンの態度にカルエゴがキレる。
更に無視して入間を揶揄う。
「A、絶対召喚するなよ！反省文ではすまんからなッ！！」
「えっと・・・理事長どうなさいましたか？・・・あれ？」
ロビンが混乱したようにサリバンへ訊く。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月24日 19時
