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「姉さん、今日はちゃんと一緒に教室行きましょう！」
「入間様に頼まれたから致し方なく、だからな！」
入間とアスモデウスに左右の腕をとられ、背中にずしりと重りが加わる。
「Aちの背中も見晴らしいいね！」
『目立ちたくないんだけど？』
「大丈夫、姉さんは存在が目立つから平常運転だよ！」
「毎朝カルエゴ卿と戯れ目立つモノの言葉とは思えん」
「AA、全然遊んでくれないからつまんなーい」
『入間を弟として認識はしたが、舎弟と慣れ合うつもりはないよ？』
「え！？」
「案ずるな、入間様に頼まれない限り・・・」
「え”ーー嫌ーー私も仲良くするの！！」
『煩いッ！』
三様の反応に溜息を吐き、階段を下る。
「「「入間軍に、Aちゃんおはよー」」」
教室前のゴミを焼却場に運ぶクラスメイト達。
『おはよう』
Aが魔術で強制的にゴミ捨て場へゴミ袋を送り出す。
「おぉー」
「地味に大変だったから有難い」
「今のは風系？」
「いっそ毎日・・・」
『もういっそ、教室付近で燃やせば移動できるんじゃない？』
「「「確かに！」」」
「確かにじゃない、馬鹿者共ッ！」
「あれ？先生くるの早くない？」
「Aちゃんが教室直行だから？」
『ゴミ捨て場を知らない生徒多すぎません？』
「他生徒の嫌がらせか、面倒で嫌がらせ目的だろう」
「結論嫌がらせ！？」
「入間様懲らしめましょう！まずは何から致しましょうか？」
衝撃を受ける入間に、アスモデウスが目を輝かせる。
「私の居ない所で談義しろ、面倒だ」
バインダーでアスモデウスの頭を叩くカルエゴ。
Aはクララを盾にし、全力でクララが阻止していた。
「私の扱い雑すぎん！？」
『ほーら、高い高いだよ〜』
クララの言葉にAが棒読みで答える。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
