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「まるで断末魔の叫びでござるッ」
「ひっでェ・・・！！」
耳を抑え倒れ伏すクラスメイト達。
「みっ、皆さん大丈夫ですか！？
姉さんどうしたら、どうしよう・・・」
「入間くん平気なのかッ」
慌てた入間がAにしがみつく。
黒いモヤがAの指にあった、
『似たような指輪に嫉妬してるの？馬鹿なの？』
「言葉わかるの？」
『言葉というより、お腹空いてるだけなんじゃない？』
Aに叩かれた黒いモヤが再び叫び、泣き出す。
「あ、姉さんに叩かれた悲しんでる気がする」
「兄弟で和んでないで、早くなき止ませて！！」
リードがキレたように叫ぶ。
「えっと、なきやます・・・こっ、こうですか！？」
入間が黒いモヤを赤子のように抱える
「口とか塞げって意味だよ！！もう一回、Aちゃんの指輪噛ませたり！！」
『はぁ？』
「ゔっ・・・ごめんなさい」
強気だったリードはAに睨まれ、謝罪する。
クララがハッとしたように子守唄を歌い、おしゃぶりを黒いモヤにあたえる。
「騒音が増えた！！」
「あっ、でも和んでるぞ！！」
「ノリいいな！」
「菓子をやろう！」
「写真とろう！」
「楽しむな貴様ら！！」
ワイワイと楽しむ問題児達にカルエゴが怒鳴る。
「よし！己に任せい！」
「ちっ近づくと危ないんじゃ・・・」
「案ずるな我が
首席は何ともなかったのだろう？
こんな黒煙は己がひっこぬいてや・・・」
サブノックの鼻に黒いモヤが触れ、膝から崩れて倒れる。
「サブノックくーん！？？
どっ、えっ！？なぜ！？」
「何をやっている阿呆！
入間様 ここは私が・・・」
キリリと言うアスモデウスの頭に黒いモヤが噛り付き、仰向けに倒れる。
「デジャヴッ！」
「だっ、大丈夫です。入間様・・・
どうやら魔力を吸われたようですが・・・
Aは身内なので加減したのでしょう
私には、この程度痛くも痒くも・・・」
再度、黒いモヤに頭を齧られ吐血するアスモデウス。
「いや、被害が凄いよ、アズくん！！」
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
