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「それでは、これより
彼の胸の袋に手を入れれば
では順に並べ！因みに・・・」
感嘆の声が上がる。
『ね、厭って程座らされるって言ったでしょ？』
「ごめんなさい、あと、携帯預かったままだったので・・・」
『そうだったね』
「・・・。」
Aが入間から携帯を受け取る。
サブノックは静かに俯く。
「・・・そこの
ござの上に正座する３名を指さすカルエゴ。
入間→反省中
サブノック→もう約束破りません
A→居眠り及び迷惑をかけません 多分
プラカードを首から下げ、隣にはビリと手書きの看板が刺さっている。
クスクス、ニヤニヤとクラスメイト達が笑う。
「見せしめだからなぁ・・・せいぜい笑われたり、小石をぶつけられるがいい」
ざまぁっと嬉しそうにカルエゴが言う。
「陰湿ッ！！！」
「ぐぅぅ屈辱」
サブノックが悔しそうにギリリと噛み締める
「まぁまぁ、長さんを連れて戻ったってことで、退学にはならなかったんだし・・・」
「まぁ、あの時の皆の顔は見物だったな
己一人では成し得なかったことだ・・・
改めて、助けてくれたこと礼を言う
これまでの非礼を詫びよう、ヌシは・・・凄い奴だ
そして、今日から我がライバルだ！！」
「え・・・え！？」
『友達になろうって事だよ』
「え、そうなの？本当に？」
小さくAに言われ、入間が疑う。
「オイッ！クズ共、順番だぞッ！！」
『私は最後でいいよ』
「え、僕が巻き込んじゃったから僕が一番最後で・・・」
「そうか？では遠慮なく！」
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
