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高台に着くと不意に投げ飛ばされる。
Aは綺麗に着地し、カルエゴが舌打ちをする。
『受け身もとれない訳ないでしょう？』
「これで借りは返したからなッ！それから忠告は忘れるなよッ！肝に命じろッ！」
「Aちゃんに当たり強くない？」
「俺らが殺されそうって言ったから？」
「でも、特別に運んでたわよね？」
「借りってなんだろ？」
「粛に！前回の召喚試験と、この授業の結果で、貴様等の
内容は、谷奥の旗までの競争だ
無数にそびえる巨大な岩山と、巣を守る怪鳥を避けて進め」
「はい！使い魔先生！鳥への攻撃はアリですかぁ？」
「構わん。殺しすぎは減点だがな・・・あと次、使い魔先生と呼んだら殺す
加えて今年は”囀り谷”のみをコースとする」
リードの問いに淡々と答えるカルエゴ。
「なッ！待てい！”金剪の谷”も通過コースだろう！！」
「あぁ、何故か金剪の長の気が立っていてな
今”金剪”は立入禁止なのだ・・・A、立ち入っても除籍にはせんぞ？」
サブノックの質問に答え、何故かAへと釘をさすカルエゴ。
Aは舌打ちをする。
「なっ、らっ、ぬっ！
除籍にならぬのならば、己は金剪にする！金剪でなければ意味がないのだ！！」
「知るかッ！コースに変更はない・・・総員準備！」
「エギー先生は？」
「その呼び方やめろ
私は、後から追う
用意はいいな？
では、只今より飛行試験を開始する！翼を広げろ！！
位置について用意スタート！！！
・・・乗るな、懐くな、自力で飛べ」
『
「馬鹿を言うのもいい加減にしろッ！
アホ共さっさと早く逝け」
Aを投げ飛ばし、入間の背を強く押すカルエゴ。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
