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『ねえ今日のオススメは何？』
「本日は・・・」
食事に夢中の入間から離れたAは、厨房係に問いかけ裏メニューなるモノを提供される。
途中、大きな物音がした。
「売店で番引きすると竹槍で突かれるんですよ〜あの竹槍捌き憧れるなァ〜・・・ホラ」
モグモグと食事をしながら、促される方をみるとクララが竹槍で浮いていた。
『名物なんですね〜・・他にもオススメあります？』
「今日は食材の減りが早いから出来るのは・・・」
和やかな空気をぶち壊す、聞きなれた声が響く。
「明日からも食材増やした方がいいですかね？」
『入間は毎日よく食べるから増やした方がいいと思う』
「黙れ！いいか入間、私は貴様の使い魔になど成り下がらん
私に枷をつけていい気になっている様なら
すかさず、その首かき切ってやるからな！！」
食堂に響き渡るカルエゴの怒声。
「ひぇ〜、カルエゴ先生怖いですね」
『うん、煩いよね。外で騒いでほしい』
「え？」
『ご馳走様』
食後の魔茶を飲む。
「あ、みて下さい華麗な竹槍の舞！！」
興奮したような声にAは溜息を吐く。
立ち上がり騒動の方向へ歩く。
「ご、ごめんなさぁーい！！」
走り去る入間達、捕獲されるモフエゴ。
「お支払いしろ」
『迷惑料込みで足ります？』
「承知した・・・お持ち帰れ」
『え、いらないです』
Aが多めに払うと、モフエゴを押しつけられる。
「・・・っく」
両者嫌そうにしながら食堂を立ち去る。
「Aちゃんと同じメニュー食べたい！！」
「くっそー俺も使い魔になって肩にのりたい！」
「いっそ、要らないって冷めた目で踏まれたい」
「それな！」
「待って待って！同じって、本当に食材足りなくて・・・」
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
