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「どうする？」
「いくらサリバン様といえど・・・」
「いや、サリバン様だからこそ・・・」
「初孫で加減がわからないのでは？」
「Aちゃんって悪女なのかな？普通家強請る？」
「金持ちでは常識が違うのかも」
「カルエゴ先生は貴族だから、感覚について相談を・・・暫く休まれるんだった」
教師陣が円陣を組んで作戦会議を始める。
『おじいちゃんって、いつもこんな仲間外れなの？』
「え！？普段の僕？」
遠巻きな教師陣を寂しそうに眺めるサリバンにAが訊く。
興味を持たれた事に嬉しそうに反応するサリバン。
『教材もらったら帰っていい日でしょ？私厭きたから帰っていい？』
「えー僕、寂しいじゃん」
「あの、我々も結論をすぐには出せないので数日お時間をいただけませんでしょうか？」
「結論が出るまでAちゃんには、理事長が使い魔なのは伏せてほしい」
「
「そうなの？僕としては孫に召喚されたって喜ばしい事を・・・」
『わかりました、では、失礼いたします』
サリバンの言葉を容赦なく遮り、Aは元気に退室する。
デルキラに使い魔の真似をさせるのは問題だと、カモフラージュの設定だが・・・
『承認されたら面倒だな・・・』
廊下を歩きながら溜息を吐く。
否認されると見越しての設定だが、万一承認された場合は召喚契約するつもりらしい
憂鬱な気持ちの時、楽しそうな笑い声が聞こえると腹が立つ。
『呑気なことで・・・過激な配下ばっか』
緑髪の女の子が男子生徒へ自販機を投げつけ、入間が不安そうに見守っている姿が見える。
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
