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「アッハッハッハッ
いや〜ほんと、悪魔を召喚なんて前代未聞だよぉ〜
解除？ムリムリ！
がっつり１年契約の儀式だし！
・・・ムリに解除したら、多分君ら死ぬよ」
サリバンが腹を抱え大爆笑し、正座する２人に告げる。
「あの針だろう！！」
Aを殺さんばかりに睨み怒鳴る。
『羊皮紙配布の時だって不正しないか監視して、針も直前で確認してましたよね？』
Aの言葉にグヌヌと黙るカルエゴ。
「針？」
『入間だしコレ貸してあげただけなんだけどね？検証したら入間の血残ってるだろうし・・・』
首を傾げるサリバンに試験の時使用した針を手渡す。
「あー、うん。普通の針だね？」
サリバンは一瞥すると興味をなくす。
「あの、先生ごめんなさい。わざとじゃないんです、ごめんなさい。」
入間は不機嫌なカルエゴに平謝りを繰り返し、地面と融合するのでは？という程に頭を下げる。
「どう考えてみても元凶はAだろうがッ！」
キッと忌々し気にAを睨み続けるカルエゴ。
『冤罪も甚だしいよね？おじいちゃん？』
「ふふふ、カルエゴ君に随分と気に入られてるじゃん？何したの？」
サリバンが茶化すようにAに訊く。
『試験の途中で倒れた試験官を理事長の元へ運んで、教師にも伝達したね？』
「僕の孫優秀じゃない？ね？聞いたカルエゴ君！！」
ギリリと歯を噛み締める音が部屋に響く。
入間が蒼白になり気絶する。
倒れる前にサリバンが素早く抱き抱える。
「あほ理事長と先輩の生き写しかのような悪鬼の間違いでしょう」
苦々し気に吐き捨てられる言葉にサリバンは笑みで返す。
『気持ち悪い事言わないでもらえます？』
Aは心底嫌そうに身震いする。
サリバンとAの温度差にカルエゴは瞬きをした。
「Aちゃんの召喚試験まだだったよね？
入間君寝かせたら戻ってサクッと終わらせようか」
『失敗しても知らないよ？』
「ふふふ・・・」
サリバンとAの会話に違和感を覚えるカルエゴ。
「何をするつもりですか」
『
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作者名：E | 作成日時：2024年1月11日 21時
