第37話 ページ39
その日、私はポムフィオーレ寮に来ていた。
目的はルークさんからメイクを教えてもらうため。
ルーク「やあ、待たせてすまないね。」
『いえ、こちらこそ、わざわざ紅茶まですみません。』
ふんわりとダージリンの香りが鼻をくすぐる。
ルーク「じゃあ始めようか。」
『お願いします！』
私はノートとペンを構えた。
※ここからは飛ばしても大丈夫です！
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私の目の前には沢山の化粧品が並んでいた。
どれもキラキラと輝いていて、まるで魔法石みたいだ。
ルーク「君は前までは美容に興味が無いようだったけれど、眉毛がとても綺麗に整えられていたよね。」
『あぁ…ボサボサのままは気になって…。』
ルーク「うん、良い心がけだよ。眉毛は垢抜ける事にとても重要だからね。」
『そうなんですね…。眉毛ってあまり目立たないイメージでした……前髪で隠れちゃうし。』
ルーク「隠す美学だよ。ランジェリーと一緒さ。」
『隠す…美学？ランジェリーって……下着……ですか？』
ルーク「ああ。普段隠れて見えないからこそ美しさを感じる。なぜならそこに人知れないストーリーがあるから。
ランジェリーはその代表的な例だね。隠す美学はお洒落の基本だ、覚えておくと良いよ。」
『へぇ…何だか素敵。』
私はノートに"隠す美学"としたためた。
ルークさんはくるりと向き直ってじっと私を見つめる。
ルーク「さて、まずは色を定めないとね。君は肌が白いから一見寒色系が似合いそうだけれど……髪や瞳の色はブラウンだね。」
そう言うとルークさんはいくつかの化粧品を手に取って私に勧める。
ルーク「ファンデーションはこれくらいの色がいいだろう。瞳の色に合わせてアイラインとマスカラは黒でなくブラウンだ。」
『なるほど…』
ルーク「リップはコーラル系が良いだろう。それとこれはグリッター。君にはシルバーもゴールドも似合いそうだね。」
聞いたことない言葉が次々と流れ、私は急いでペンを進める。
『わわ…予想以上に沢山…。』
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りんご - 自分に自信がなくっても変われちゃいますよね…！ツイステ関係なく一つの物語として楽しませてもらえました！！続きがとっても気になりますね！！私も主人公みたいに自分磨きやってみようと思います！！素敵な物語ありがとうございます！！ (7月31日 16時) (
レス) @page46 id: 7720c64697 (このIDを非表示/違反報告)
どこかのだれか - アリアちゃんの姿ビフォーアフター欲し((((((まだ言うか あと大好きすぎる。俺のめっちゃタイプ (2021年2月24日 20時) (レス) id: 0560b64175 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 有川 なつめさん» 確かに真逆すぎるヒロインですね笑笑笑。そういう風に解釈とか考察とかもらえるの嬉しい…！ありがとうございます！ (2021年2月22日 23時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
有川 なつめ - 一見みんなヘーゼル様だけじゃなくてアリアちゃんにも惚れてるやん、って思うかもだけど、この面では、2人が同一人物説は都合がいいよ。やっぱ美しいオーラはなかなか変わらないのかな？ (2021年2月22日 22時) (レス) id: b1989a31af (このIDを非表示/違反報告)
有川 なつめ - この子ヘーゼル様の本名&昔の姿説だったらなんかエモいと思う。なんか監督生に、美は異性をねじ伏せるために使うものじゃないって伝えるためにまた名前と姿変えてNRCに戻ってきたのかも（んなわけないだろ) (2021年2月22日 22時) (レス) id: b1989a31af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2020年11月9日 18時
