Story…30 ページ30
『涼太さん…？』
返事がかえってこないままで
気になった私は顔をあげる。
宮舘
『…ごめん、何かメモでも残していけばよかったね。』
そう言って先に中へと入っていった。
後ろを追いかけ、料理を始めようとしている彼を
リビング側にまわって見つめ…
『……。』
宮舘
『恥ずかしいな。そんなに見られると。』
『…どうして苦しそうに笑ってるの？』
宮舘
『え…？』
『今…涼太さん、すごく苦しそうで無理して笑ってる。』
宮舘
『…っ。』
ー宮舘 Side
俺は彼女にとって正常な人間のまま、サヨナラをしたかった。
遠い昔に失った母親の愛を引きずって
正義のヒーローにでもなったつもりか、他人を裁いてるなんて。
『涼太さん…っ』
…すべて話してしまいたくなる。
でも…
汚れを知らない綺麗な心に
俺の黒く染まった羽を見せてしまえばどうなる？
宮舘
『…なんでもないから。』
『…っ。』
そう言って強引に話を変えて。
宮舘
『…俺が愛情込めて作るご飯、食べてくれる？』
『…うん、、』
宮舘
『よし…出来るまで少し待っててね。』
彼女を愛し始めた自分にも気づき
見えない何かに
…俺は壊されそうだった。
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杣クリーム(プロフ) - ゆんりかさん» ありがとうございます(T_T) (2021年6月19日 17時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんりか(プロフ) - ワクワク(^_^楽しみにしています (2021年6月19日 17時) (レス) id: d4900d386d (このIDを非表示/違反報告)
杣クリーム(プロフ) - ももちゃんさん» 結末に関しては、未定のまま走り始めております(><) なんとなくですけど、今のところどうか救われる形にできないかなぁ…と思っている感じです！！ (2021年6月19日 13時) (レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃん(プロフ) - 宮舘くんの作品楽しみにしてました！バットエンドでしょうか…？ (2021年6月19日 11時) (レス) id: e05ac3d17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年6月19日 0時
