Story…11 ページ11
怪我してる間、本当に俺に付きっきりだった彼女。
どれだけ俺が大丈夫だって言っても
”大丈夫じゃない！”って言い張って。
深澤
『せっかくだから、晩ご飯食ってけば？』
『え、いいの？？』
深澤
『母さんに聞いてくるわぁ。』
「いいよいいよ、私が行ってくる…！』
ｶﾞﾁｬｯ
ﾊﾞﾀﾝｯ…。
一人になった自分の部屋。
不意に、本棚にあったアルバムが目に入って
手に取り開いてみる。
深澤
『…うわ、懐かし。』
(回想)
ー小学校の遠足
”Aちゃんがいません…！”
”えっ…”
姿が見当たらず、先生達が探し回っていたあの時。
俺も同じく幼かったけれど
そんなこと忘れてしまったみたいに
彼女を見つけるため、みんなの輪から飛び出して。
深澤
『A〜…！！』
何度も何度も名前を呼んだ。
そのうち…
深澤
『あっ…』
俺に背を向け、しゃがんでいるところを見つけて…
深澤
『A…っ、！！』
思い切り叫べば、彼女はゆっくり振り返ったかと思えば
『ふっか…！ねぇっ、これ見て…！』
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杣クリーム(プロフ) - さらさん» そのコメントで頑張れそうです、、！！笑 (2021年9月13日 23時) (
レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - こんばんは！！いつも更新お疲れ様です！！新しいお話読みました！！ふっかも良いですね！！このお話も大好きです！！ (2021年9月13日 23時) (レス) id: d237d559b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年9月12日 0時
