Story…3 ページ3
『…っ』
正直…久々にきゅんとしてしまって、そんな自分に戸惑っている。
でも
…新しい恋なんか、すぐにできるほど
私は強くない。
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…そして、散々雨に打たれて
風邪をひかずにいられるほど、強くもない。
どっちかといえば…弱い。
『…はい、すみません。薬はもう…飲んでので大丈夫です。』
なんとか力を振り絞って、会社に電話を済ませ
ベットの上から動けずにいた。
『うぅ…』
こんな時…駆けつけてくれるような人はいない。
『…辰哉…。』
とっくに終わりを迎えた過去の恋人を思い出してしまうほど
私は今、わかりやすく弱っている。
涙が静かに頰をひと雫流れた、次の瞬間に
ピンポーン…
『…えぇ、誰?』
宅配かな?でも何も頼んでないと思うけど、、
急ぎじゃないだろうし…
『いっか…出なくても…』
再びまぶたを閉じようとした。
ピンポーン…ピンポーン…
『…はぁ。』
誰だか知らないけど…インターフォンだけ出ようと
ふらつきながら、画面の前まで移動する。
ピッ
『…はい。』
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杣クリーム(プロフ) - さらさん» キュンキュンしてもらえてるなら、安心しました!!笑 (2021年5月6日 1時) (レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - こんばんは!!いつもお疲れです!!何この翔太くん優しいし格好いい!!もう読んでてキュンキュンします!!いつもありがとうございます!!読んでるだけで幸せです!! (2021年5月6日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:杣クリーム | 作成日時:2021年5月3日 0時