花火大会。 ページ7
今日は花火大会だ。
服装はもちろん浴衣。
いつもより気合を入れてメイクして浴衣を着た。
「まふ、準備できたよ、」
ま「ん、かわいい」
チュ
そういって私の頬にキスをした。
「ん、」
ま「行こうか、」
「うん!」
屋台の列に着いた。
人が沢山いる。
ま「人たくさんいるから、はぐれないでね?」
「うん、頑張る」
ま「はぐれないように、手繋ごうか」
「なんかいつも繋いでるのに、今日は恥ずかしいね、」
ま「へへ、照れてる香奈も可愛いね」
「あ、りがと。」
その後はたこ焼きやりんご飴を買って食べた。
しばらく歩いていると、迷子の男の子を見つけた。
まふから手を離して男の子に近づいた。
「ぼく、お母さんは?」
男の子「はぐれちゃった、、」
「一緒に探そうか。」
男の子「うん!!」
しばらく一緒に歩いた。
男の子「あ!まま!」
お母さん「こんな所にいたのね、すみません、ありがとうございます。」
「いえいえ、人助けできて良かったです。」
「ぼく、またね。」
男の子「ばいばいおねえちゃん!」
まふの所に戻ろう、とおもったとき
??「そこの姉ちゃん、遊ぼうぜ、」
「わたし、?」
??「おい、無視すんなよっ!」
腕を強く引っ張られた。
これをナンパと言うのだろうか。
「や、やめて!」
??「可愛い顔してんじゃん、あっち行こうぜ?」
「やだ、、」
??「抵抗すんなよ。」
頑張って腕を振り払おうとしたが男性の力には勝てず、押さえつけられてしまった。
そして
無理やり唇にキスをされてしまった。
??「ふ、満更でもなさそうだな。あっちでもっと楽しいことしようぜ、」
(まふ、助けて…)
ま「人の彼女に手出すって…どういう神経してるの?」
私の大好きな声。
(ま、ふだけど…声がまふじゃない…?)
まふは私が思っている以上に怒っていた。
ま「香奈ちゃん、少し目閉じてて?」
「う、うん、」
ま「もういいよ。」
私が目を開けるとそこにはまふと私しかいなかった。
こんな短時間で追い払うなんて、やっぱりまふは凄い。
「まふ、強いね。」
ま「香奈ちゃんのこと考えたら、力が湧いてきちゃった、笑」
「へへへ」
ま「ね、あいつら達にどこ触られた?」
「腕、」
ま「腕だけ??」
「腕と、唇、」
ま「ちょっとごめんね、」
そう言うとまふは私の腕と唇にキスをして
ま「消毒、」
と言った。
私の顔はボワッと熱くなった。
ま「顔まっかだけど??」
「ま、まふのせい!!!」
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作者名:か。@蟹 | 作成日時:2021年8月17日 3時