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ーー
ゆうき「……アイツらのとこに戻るの?」
虚ろな目のゆうきに射すくめられヒロインは後ずさる。
ゆうきはクスリと微笑んで近づいてきた。
ゆうき「やっぱりこわいんだ。俺のこと」
こわい。確かにヒロインは今のゆうきに恐怖を感じている。
しかし、それとは違う感情が多くを占めていた。
こわい、とはちょっと違う。
苦手?いやそれもあるが
もっと的確な言い方があるはずだ。
ゆうき「…ふふ。でも今先輩の頭の中は俺のことでいっぱいなわけだ」
いつの間にか敬語も崩れ僕から俺になったゆうきはどんどんヒロインに迫っていく。
貴「…あ」
後ずさりしていくとトンっと背中が壁にぶつかった。
力がぬけ、へたりとヒロインは座り込む。
貴「…やだ。銀ちゃん、総悟」
無意識に2人の名前を呼んだ瞬間
ゆうきの目付きが鋭くなった。
ゆうき「ねぇ?なんで!!なんでアイツらの名前なんて呼ぶの?!
アイツらのことが好きなの?俺よりも??」
ドンッとゆうきは壁に手をつき苦しそうにヒロインを見下げる。
ーどうしよう。ギャグじゃない!めちゃくちゃシリアス!
銀魂なのに!銀魂なのに!!
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白月 三ツ羽(プロフ) - 雪見姫さん» ありがとうございます!放置状態が続いてしまって申し訳ないです! (2020年2月1日 23時) (レス) id: a77acff0e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪見姫 - 面白いですね! 更新楽しみです!♪ (2018年12月8日 15時) (レス) id: 0d0314bacb (このIDを非表示/違反報告)
白月 三ツ羽(プロフ) - あいさん» あいさんありがとうございます!初コメ嬉しいです。より良い話が書けるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします (2018年10月28日 22時) (レス) id: 1796403598 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 更新待ってます!面白いです (2018年10月28日 19時) (レス) id: 6a8167697e (このIDを非表示/違反報告)
白月 三ツ羽(プロフ) - ちゃんと変換されてなかったりとミスの部分があれば指摘してくださるとありがたいです (2018年10月15日 3時) (レス) id: a2b01271ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白月 三ツ羽 | 作成日時:2018年10月5日 19時