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渡「気分は？」
佐「も、大丈夫そう」
翔太がため息をつく。
渡「……もう寝ろ。
朝もう一回熱測って、それによって他のやつらに言うか決める」
きっと納得はしてない。
おれがメンバーに言いたくないってこと。
だけどあと1日、もう少しだけだから。
寄りかかっていた翔太から離れて床に手をつき、立ち上がった＿＿というか、立ち上がろうとした。
佐「＿＿っぁ、」
渡「っぶな、……お前危なっかしすぎ」
身体の平均を失って床にたたきつけられる直前、翔太が支えてくれた。
そのまま背中とひざ裏に手を差し込まれ、抱き上げられる。
佐「ゃ、はずかしい、し……おれ重いよ」
渡「いまさら何言ってんの？
てかお前鍛えてるくせにこんな軽いのは、やっぱ小さいから？」
佐「小さいって言うなよぉー……」
口ではそんなことを言いながらも、おれを運ぶ手はとても優しい。
そっと布団に降ろされて、おれの隣に翔太も横になる。
渡「とにかくゆっくり休め」
寝ているラウを気遣ってか、低く抑えられた声が心地よく鼓膜を揺らす。
翔太の手がおれのお腹の辺りをリズムよくとんとんと叩いてくれる。
身体のダルさも、頭の奥に残る疼痛も忘れて、すぅっと意識を失った。
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九花(プロフ) - れなさん» うれしいです、ありがとうございます！続きも楽しんでいただけるように頑張りますね！ (2020年11月18日 19時) (
レス) id: b71fcc7439 (このIDを非表示/違反報告)
九花(プロフ) - 葉月さん» うれしいコメントありがとうございます。執筆速度は遅いですが、今後も期待に応えられるよう頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2020年11月18日 19時) (レス) id: b71fcc7439 (このIDを非表示/違反報告)
れな - えええもうお気に入りです！！ (2020年11月17日 21時) (レス) id: fb5eeefa96 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 前から読ましていただいています。いつも更新が待ち遠しくて、更新されると飛んできてしまいます！これからも更新頑張ってください！ (2020年11月17日 19時) (レス) id: 5fa35a3299 (このIDを非表示/違反報告)
九花(プロフ) - バナナさん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけているようでとてもうれしいです。今後も頑張りますので、よろしくお願いします！ (2020年11月16日 19時) (レス) id: b71fcc7439 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：九花
| 作成日時：2020年11月1日 17時
