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大まかに私が内容を話している時、スガは静かに話を聞いてくれた。


『こんな感じで振られちゃいました!でもまぁ今は楽しい思い出って思えるけどね。』



菅原「ごめん、辛かったよな。ほんとごめん、まさかAが振られてる経験あったとか考えてなくて、その、」



『全然大丈夫だってば笑!しかしスガよ、私だって人間ですよ。』



菅原「そうでした。」




スガに話して久しぶりに思い出したこの記憶。




前よりは苦しくないってことはやっと整理ができた頃なのだろうか。


今でも彼が忘れられない好きだ、って訳では無い。


振られた身だし悔しかったし辛かった。


けど付き合って後悔は全くしてない。



あんなに素敵な人が私を好きになって尽くしてくれた事実か嬉しかった。










今頃、告白した子と仲良くやってるのかな。









そう考えると胸がちくりと傷んだ。








菅原「まだそいつのこと好き?」





『なわけないじゃん笑 振られてるし、3年前の話だよー?ないない笑』






なんだかモヤモヤする気持ちに蓋をして、スガに笑って見せると、スガは「そっか笑」と呟いた。

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作者名:ミヤ | 作成日時:2024年2月21日 15時

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