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『...もしもし』
菅原「よお〜、A!えなんでそんな不機嫌そうなのよ」
『だって電話しちゃったらもっと寝れなくなるじゃん!多分!』
菅原「あーー、Aはそっち派の人間なんだ、俺は電話すると眠たくなる派」
私に不利でしかないじゃん。なにそれ。
話を聞いてみるとスガも寝れないらしくて、私が起きてなかったら諦めて寝ようとしてたところ、運が良いか悪いのか私が起きてたためにこうなったらしい。
菅原「修学旅行楽しみで眠れないなんて、Aってお子ちゃま脳なんだな笑!!!」
明日大地たちにばらしちゃお〜と笑うスガに対して、いや君もね?とすぐさま反撃をする。
明日新幹線楽しみだねーとか、お菓子なに持ってく?とか、たくさん他愛のない話をしていたら、時間はあっという間に深夜1時をまわりそうだった。
しかも、驚くことに最近寝電話なんてした事がなかったからなのか、私は疲れてちょっと眠たい。
ナイスだスガ、、、と思っていた時
菅原「A〜?」
『んー、?』
菅原「眠くなってきたべ笑」
バレてる。
『なんで分かるの〜、菅原くんはエスパーなの〜、?』
終わってる滑舌を何とか使いこなして質問に答える。
菅原「Aちゃんのことは何でもお見通しだぞ♡」
『なんだかその路線はやめた方いい気がするね』
菅原「笑笑うそうそ。Aなんか眠くなってきた声してたからさー?もう寝る?」
そんなに眠たいの出てるのか、私。と思いながら、でももう少しだけお話ししたいな〜なんて思ってる自分もいた。
『いやまだ大丈夫だよ』
と返すと「そっか笑眠くなったら言えよー」と笑うスガ。
でも何を話そうと思っていた矢先、スガが爆弾を置いたのだ。
菅原「そいえばさ、Aって彼氏いた事あるの?」
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作者名:ミヤ | 作成日時:2024年2月21日 15時