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＜青side＞
『ん…』
目を覚ますと、自分のベッドにいた。
舘「…zzz」
ベッドの横には、今日は仕事であるはずの涼太が椅子に座りながら寝ている。
『涼太、仕事は…？』
舘「…ん、翔太起きたんだ。
翔太のために休み取った。
具合どう？」
寝起きでいつもより柔らかい雰囲気の涼太。
俺の ” ために ” という言葉に、胸がキュッとなった。
『だ、大丈夫だけど…
俺なんかのために休み取らなくてよかったのに、』
舘「いいの、
翔太はなんかあってもすぐに隠そうとするんだから。
俺が見てないとだめ。」
全部お見通しだったってことか。
涼太には敵わないわ…
『…涼太が運んでくれたの、？』
舘「うん。
てか、翔太軽すぎ。」
『なっ、？！』
それはなんか悔しい…！
『別に軽くないし、！』
舘「軽いよ。笑
もっとちゃんとご飯食べて？
せっかく俺が作ってるんだから。」
『自分で言うか、それ！』
舘「だって、食べて欲しいじゃん。笑」
翔太がいっぱい食べてくれるように、俺頑張って作るからさ
って、優しい顔で微笑む。
なんか、苦しい…
舘「そうだ。
お粥作ったんだけど、食べれる？」
『…食べる』
舘「了解、持ってくるね」
部屋を出るために立ち上がる涼太を見て、なんでか分からないけど行かないで欲しくて、
涼太の服の裾を掴んだ。
舘「翔太、？」
『…』
舘「どうした？」
『涼太…』
舘「？」
『ぃ、行かないで…』
今日の俺、ほんとにどうしちゃったんだ。
急に恥ずかしくなって顔を上げると、涼太は少し困った顔をして微笑んでいた。
舘「ここにいてほしいの？」
面と向かって聞かれるのは、ほんとに恥ずかしい。
でも、涼太にいてほしかったから、俺は小さく頷いた。
…このときの俺は、まだ気づいてなかったんだ。
すでに俺の頭の中が、
涼太でいっぱいになっていたことに。
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佐 久 間 か え(プロフ) - スノスト担さん» コメントありがとうございます！ 最後はまだ考え中ですが、楽しんで読んでいただけるように頑張ります！^^* (2020年2月6日 16時) (
レス) id: 6bd6dee93f (このIDを非表示/違反報告)
スノスト担 - これって最後どーやって終わるんですか！？最後まで楽しみにしてます！ (2020年2月6日 16時) (レス) id: ec24e42bae (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい。違反ですよ (2020年2月3日 22時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐 久 間 か え | 作成日時：2020年2月3日 21時
