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翔太にもらった化粧水を持って、風呂場に向かう。
疲れてるはずなのに足取りが軽いのは、
きっと翔太が好きだからなんだな。
阿「あ、舘さんおかえり」
阿部が上の階から降りてきた。
『ただいま。
まだ起きてたんだね』
阿「うん、勉強してた
寝ようと思ったんだけど、目が覚めちゃって笑」
すごいな、
塾の先生は夜中まで勉強してるのか…
『勉強はいいと思うけど、
ちゃんと休んでね、あべちゃん先生。笑』
阿「ふふっ、舘さんもね笑」
『おぅ、』
ちょっと眠いのか、いつもよりふわふわしてる阿部の肩をぽんっと叩いて、脱衣所のドアを開けた。
___
風呂から上がると、翔太からもらった化粧水を早速使ってみた。
さすがは翔太の選んだ化粧水。
控えめに言って良すぎる。
ふと、鏡の中の自分と目が合う。
そこには、柄にもなく1人でニヤけてる俺。
…どんだけ嬉しかったんだよ。笑
そんなこんなでリビングに戻ると、
ドアを少し開けたところで翔太の声が聞こえて立ち止まる。
翔「あべちゃんてさ、
ほんとすごいよな」
阿「えー、なんで?」
翔「いや、なんとなく…」
と、少し顔を赤らめる翔太。
昔からそうだった。
好きな人の前だと素直になれない癖。
ほんとは気付いてたんだよ。
翔太が阿部を好きだってこと。
…翔太の瞳に俺が映る日は、いつになったらくるのかな。
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佐 久 間 か え(プロフ) - スノスト担さん» コメントありがとうございます! 最後はまだ考え中ですが、楽しんで読んでいただけるように頑張ります!^^* (2020年2月6日 16時) (レス) id: 6bd6dee93f (このIDを非表示/違反報告)
スノスト担 - これって最後どーやって終わるんですか!?最後まで楽しみにしてます! (2020年2月6日 16時) (レス) id: ec24e42bae (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい。違反ですよ (2020年2月3日 22時) (レス) id: 4afe35e6c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:佐 久 間 か え | 作成日時:2020年2月3日 21時