11.特別感 ページ12
#6月2日(木)
『お昼ご飯、ありがとうございました…！』
彼女はコンビニの前で大きく頭を下げた。
こんなに小柄な可愛い女の子が俺みたいなおっさんに頭を下げるというのは、周りから見ると異様な光景なのですぐに頭を上げさせる。
すると頭を上げた彼女と目が合い、ふと笑いかけると彼女の顔は大げさな程に真っ赤になった。
そんな彼女に自然と笑いがこみ上げてくる。
「あのさ、ずっと思ってたけど、Aさんって照れ性なの？？」
少々笑いながら問うと彼女は不機嫌そうに頬をふくらませ下を向いた。
『そんなんじゃないです……。他の人の前ではこんなことになりませんよ…あなただから…』
「えっ。それってどういう…」
だんだんと声が小さくなるもんだから聞きづらかったが確かに聞こえた。
"あなただから…"
それはどういう意味なんだろうか？
声優の俺に対して？それとも……
『あーーあーーー！あの私そろそろ帰りますね…！』
俺が考えているところを遮るように彼女は口を開いた。とても真っ赤な顔をしながら。
それに唐突なお別れの言葉だ。
だが、まだ話していないことがあるので一旦引き止める。
「え、ちょっと待ってよ。一つ話したいことあるんだけど。」
『話したいこと…？』
きょとんとしている彼女に向けて、俺は嬉しさを隠すように告げた。
「アニメでの共演、決まったらしい。」
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すぎむらいっとき - 14verm120uthsheさん» ありがとうございます！(*^^*)これからもよろしくお願いいたします！ (2017年3月10日 18時) (
レス) id: 338409b0bc (このIDを非表示/違反報告)
すぎむらいっとき - 鈴音さん» まだ合否はわからないのですが無事終えることができてよかったです(*^.^*)ありがとうございます！ (2017年3月10日 18時) (レス) id: 338409b0bc (このIDを非表示/違反報告)
すぎむらいっとき - めんちさん» 読んでいただきありがとうございます！(*^-^*)頑張って更新しますのでよろしくお願いいたします！ (2017年3月10日 18時) (レス) id: 338409b0bc (このIDを非表示/違反報告)
14verm120uthshe(プロフ) - お疲れ様でした！！ 続き楽しみにしてます！ (2017年3月10日 6時) (レス) id: 0d2d1c5149 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音(プロフ) - 受験合格おめでとうございます！！ (2017年3月9日 17時) (レス) id: 24ffa8dc4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぎむらいっとき | 作成日時：2016年12月31日 23時
