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どのくらい眠ったんだろう…
泣きすぎて体から水分がなくなったのか
喉がカラカラだった
今が何時か分からないけど、もう相葉さん帰ったかな
お礼、言えなかったな…
ところが寝室の扉をあけてびっくり。
相葉さん…
「…ずっと……ここに、いたの…？」
相葉さんはニコニコの笑顔で、俺にいつ呼ばれてもいいようにいたんだと言った。
「ごめんね…おれが追い出したから…」
俺が1人になりたいと言ったまでに、相葉さんは寒い中廊下でずっと俺を待ってたんだ。
こんな俺のために…申し訳ないよ…
「なーんで謝るのよ。大好きな人の側にいたいって思うのは、おかしいことじゃないでしょ？」
「そう、だけど…」
「謝られたらなんか振られたみたいじゃん？おれ！笑」
相葉さんは自分で言って自分で爆笑していた。
俺は何も返せなかったけど、盛大にツッコみたいと思う自分が心のどこかにいるような気がした。
「ほら水飲みたいんでしょ？リビングいこ？」
手を引っ張られてソファに座らされる。
「はい、どーぞ」
「ありがと」
優しい味がする…
相葉さんが入れたから、かな
「ねぇ、さっき、変なこと言ってほんとごめんね」
「ん？変なこと？」
相葉さんは何のことか分からないといった様子で惚けた顔をする。
「だから、さっき」
「わかってるって。もうーにのちゃんの頭の中はずっと考えなくていいことばっかり、考えてるのね」
そう言って大きな手で頭をわしゃわしゃと弄られる。
そして急に手を止めると、
今度は真剣な顔で目を合わせてきた。
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Kai(プロフ) - zawamiyaさん» zawamiyaさんコメントありがとうございます!!なんて嬉しいお言葉...そう言っていただけるだけで本当に本当に嬉しいです(*^^*)また更新したら是非遊びにきてくださいね！ (2023年1月26日 23時) (
レス) id: 7bc99ff423 (このIDを非表示/違反報告)
zawamiya(プロフ) - なみだ。めちゃくちゃ感動しちゃいました。めちゃくちゃ良かったです！！また新たなお話楽しみにしてます！ (2023年1月25日 11時) (レス) id: 21c17d323d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kai | 作成日時：2022年10月23日 18時
