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1人になった途端、突然息ができなくなるほど苦しくなって
涙が止まらなくなった。
急いで扉を閉めてその場にしゃがみ込む。
こんなことが最近は何日か続いている
自分の体が自分のものじゃないみたいで怖い…
両手で震える体を抱きしめながら、ギシギシと強く歯ぎしりをする。
もういやだ…
いつもの俺ってどんなだっけ
もう何もかも分からない
いっそのこと、いなくなってしまいたい…
生きているのが、苦しい
俺、なんでこんななの…
今までストレスも溜めたことなかったのに
疲れてても、仕事は好きだし楽しかったのに…
なんでだよ…
こんなにも気持ちは荒れてるのに、やり場がなくて
握り拳を作ってただひたすらに床を殴った。
ガン…！ガン…！
痛みなんて全く感じない
いや、痛いけど、もうそんなのどうだっていい…
何度も何度も繰り返した。
「…にのちゃん？」
「……っ！」
扉の向こうから声がして、一瞬にして相葉さんがいたことを思い出し、両手で口を覆う。
「よかったら一緒にゲームでもしない…？
俺家で鍛えてきたからきっと、ニノちゃんといい勝負できると思うんだけどなぁ」
扉の真っ正面に座り込んでいたから、相葉さんが扉に手を当ててスリスリと撫でるように動かしているのが分かる。
そんな相葉さんらしい優しさに苦笑いした。
俺に勝てる訳ないじゃんって
口出ししようとして、固まった。
…声が出なかった
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Kai(プロフ) - zawamiyaさん» zawamiyaさんコメントありがとうございます!!なんて嬉しいお言葉...そう言っていただけるだけで本当に本当に嬉しいです(*^^*)また更新したら是非遊びにきてくださいね！ (2023年1月26日 23時) (
レス) id: 7bc99ff423 (このIDを非表示/違反報告)
zawamiya(プロフ) - なみだ。めちゃくちゃ感動しちゃいました。めちゃくちゃ良かったです！！また新たなお話楽しみにしてます！ (2023年1月25日 11時) (レス) id: 21c17d323d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kai | 作成日時：2022年10月23日 18時
